NTT-ATが提案する自治体業務支援の最前線
東京都新宿区に本社を構えるNTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、7月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「自治体・公共Week 2025」、特に第5回自治体DX展への出展を発表しました。この展示会では、自治体職員の業務支援に特化した生成AIを利用したソリューションや窓口対応AIエージェントが紹介されます。
展示会の概要
この度の展示会は、RX Japan株式会社が主催し、参加者は事前登録を行うことで無料で入場可能です。場所は東京ビッグサイト南3・4ホール、ブース番号は28-12です。
展示日程は、2025年7月2日(水)から4日(金)までの3日間です。
自治体の課題とAIソリューション
多くの自治体では、職員の減少や熟練職員の引退が進行しています。そのため、若手職員への業務ノウハウの伝承や住民サービスの維持・向上が求められています。これらは非常に重要な課題であり、NTT-ATはこの問題の解決を目指しています。
展示される
生成AI活用ソリューションでは、言語処理技術に基づく高品質・高信頼なサービスを提供しています。これにより、自治体職員はよりスムーズに業務を遂行することができるでしょう。
主な展示内容
1. RelAi™(リライ)ナレッジアシスタント
この製品は、自治体固有の知識を活用した支援を行うためのソリューションです。一般的に複雑で手間のかかる総合計画や議会議事録の活用を、生成AIによって簡素化し、職員の利便性を向上させます。標準機能がパッケージ化され、導入も1〜2か月の短期間で実現可能です。さらに、言語専門家によるナレッジ加工や継続サポートもあり、安心して利用いただけます。
2. 窓口対応AIエージェント(仮称)
このAIエージェントは、来庁者との会話を音声認識により記録し、担当者に適切な情報を提供するシステムです。葛飾区と株式会社ぎょうせいとの協力で、今年の秋から試験運用が開始される予定です。この革新的な技術により、業務の効率化が期待されています。
3. 自治体ナレッジ拡張・実証実験
ぎょうせいが保有する高品質な文書を活用した実証実験を通じて、同社のナレッジアシスタントの回答精度を高める取組も行っています。この実験を基にした製品が展示ブースにて体験可能です。
終わりに
NTT-ATの出展は、自治体職員が抱える現実的な問題へのアプローチを示しており、効率的かつ質の高い住民サービスの提供につながることが期待されています。今後の自治体業務におけるAIの役割はますます重要性を増していくことでしょう。ぜひ、この機会にNTT-ATのブースを訪れ、最新のテクノロジーに触れてみてはいかがでしょうか。