シャンパーニュ・ボランジェが007限定版を発表
シャンパーニュ・ボランジェから待望の限定商品が登場します。その名も「Goldfinger 007 Limited Edition Cuvée」。この特別なシャンパーニュは、2025年4月1日より販売開始され、007ファンとワイン愛好家の心を掴むこと間違いなしです。
ゴールドフィンガー特製ボトル
この限定版は、映画「ゴールドフィンガー」公開から60周年を記念して作られた特別なマグナムボトルに詰められています。使用されているのは2007年のヴィンテージで、最高品質のピノ・ノワールとシャルドネをブレンド。ボトルはエレガントなエア・キャビン・ケースに収納され、グローブ・トロッター社による特別仕様です。このケースはシリアルナンバー入りで、世界にわずか200セットのみが販売されるため、希少価値も高いと言えるでしょう。
ボンドの歴史的パートナー
ボランジェは007シリーズの長年のパートナーとして知られています。全25作のうち14作に、ボランジェのシャンパーニュが登場するなど、映画の世界で重要な位置を占めています。特に、主人公ジェームズ・ボンドとボンドガールたちが、極上のシャンパーニュを楽しむシーンが印象的です。これにより、ブランドは一層の注目を集めてきました。
テイスティングノート
シャンパーニュ・ボランジェ2007ヴィンテージは、70%のピノ・ノワールと30%のシャルドネを使用し、古いオーク樽での発酵を経ることで複雑さが増しています。熟成は10年以上にわたり、その結果、色合いは煌く金色を呈し、アーモンドや桃、マンゴーのフルーティーなアロマが広がります。さらに、トースティな香りやシトラスのニュアンスが感じられ、口に含むと滑らかなテクスチャーとともに甘く煮たレモンのような味わいも楽しめます。心地よいビターな後味が残り、爽やかなフィニッシュで締めくくる絶品です。
限定商品の詳細
この特別Editionの希望小売価格は、税別で777,007、税込で854,708。内容は、グローブ・トロッター社製の特製ケース、ボランジェ2007の1500mlボトル、そしておしゃれな特製グラスが4脚です。まさにお酒と映画の両ファンにとってたまらないコレクターズアイテムとなることでしょう。
ボランジェの歴史
シャンパーニュ・ボランジェは1829年に創設され、現在も創業者のジャック・ボランジェの一族によって運営されています。特に、1930年台に未亡人となったエリザベス・ボランジェがメゾンを守るために尽力したことは語り継がれるエピソードです。彼女は質の高いブドウ畑を購入し、販路を広げることに努力を惜しみませんでした。
ボランジェはその技術力により、1884年から2024年にはチャールズ国王に至る7代の英国君主から英国王室御用達としての地位を持っています。ボランジェは30年以上にわたり、優れた製品づくりを続け、映画『007』の世界でも二度と忘れがたい存在となっているのです。
環境への配慮
最後に、ボランジェはその品質を維持しながらも、環境への配慮も忘れません。1992年には「ボランジェ憲章」を発表し、倫理的かつ品質的基準を遵守した製造を行うことを約束しました。2012年にはシャンパーニュメゾンとして初のHVE(環境保全農業計画)を、2014年にはVEC(持続可能な認証)を取得しています。
シャンパーニュ・ボランジェ「Goldfinger 007 Limited Edition Cuvée」は、歴史と品質を兼ね備えた特別な商品。購入を検討されている方は、販売開始日をお忘れなく。
詳細については公式サイトをご覧ください:
Bollinger