難病医療推進センターシンポジウム2025が扇町で初開催！

難病医療推進センターシンポジウム2025が初開催

2025年5月24日、大阪市北区の扇町ミュージアムキューブにて、難病医療推進センターシンポジウム2025が開催されます。このシンポジウムは、専門医が集まり最新の難病医療に関する知識や情報を共有し、医療現場における課題や難病患者に寄り添う医療の在り方を再確認することを目的としています。

シンポジウムの背景と目的

本シンポジウムは、2014年に成立した「難病の患者に対する医療等に関する法律」にちなんでおり、日本難病・疾病団体協議会が制定した「難病の日」（5月23日）を記念した取り組みです。医療法人医誠会が中心となり、大阪府下の医師たちが参加して、医療の質向上を目指します。

専門医の信頼のネットワーク

初回のシンポジウムの座長を務めるのは、医誠会国際総合病院難病医療推進センターの大薗恵一医師です。たたき台となる講演には、大薗医師が信頼する専門家たちが登壇し、様々な難病に関する最新の治療法や医療現場での意見交換を行います。具体的には、低ホスファターゼ症、軟骨無形成症、低リン血症性くる病といった疾患に焦点を当て、知見の共有を図ります。

開催概要とプログラム

シンポジウムの詳細は以下の通りです。

- 開催日: 2025年5月24日（土）15:00～18:10
- 会場: 扇町ミュージアムキューブCUBE02
- 対象者: 大阪府の医師や難病医療に関心のある医師
- 参加費: 無料（事前申し込み制）

プログラムの一部に以下のような講演があります：

- 難聴ゲノム医療の最新情報
- 膠原病と皮膚
- 潰瘍性大腸炎の初期治療と病診連携
- ドラッグラグ・ロスに関する経験

今後の展望

医誠会国際総合病院では、今後もこのシンポジウムを継続して開催し、難病医療の啓発やネットワーク構築に力を入れていく方針です。また、医誠会国際総合病院が目指す「先進的かつ国際標準の総合病院」としての姿勢を貫き、医療の質を高めるための取り組みを続けていきます。

医療法人医誠会の取り組み

1979年に設立された医療法人医誠会は、大阪を拠点に全国で様々な医療ニーズに応える病院や介護施設を運営しています。47の診療科を有し、1,971名の職員が日々患者と向き合っています。「難病医療推進センター」は、医療の情報格差や診断ラグを解消すべく設立された専門機関であり、患者の未来に寄与する医療を目指し活動しています。