佐賀の救急医療強化
2024-06-27 21:21:09

佐賀県が救急医療の質向上へ! リコーの映像技術でドクターカー情報をリアルタイム共有

佐賀県の救急医療が進化! リコーの映像技術でドクターカー情報をリアルタイム共有



佐賀県、佐賀大学、リコージャパン株式会社の3者は、第3次救急医療機関の機能強化に向けた連携協定を締結しました。この協定では、リコーの映像技術を活用し、ドクターカーから病院へのリアルタイムな映像共有を実現することで、搬送中の患者の状況を迅速に把握し、より適切な医療を提供することを目指します。

なぜ映像共有が必要なのか?



第3次救急医療では、生命に関わる重症な患者を搬送するため、迅速かつ正確な情報共有が不可欠です。従来は、電話による音声のみでのコミュニケーションが中心でしたが、十分な情報伝達には限界がありました。

そこで、今回の連携では、リコーの「RICOH Remote Field」が活用されます。このシステムは、ドクターカーに搭載された「RICOH THETA」による360°映像を、病院に待機する医療スタッフとリアルタイムに共有することを可能にします。これにより、患者搬送中の状況を、まるで現場にいるかのように詳細に把握することができ、より迅速で的確な対応が可能となります。

実証実験で医療現場の変革へ



実証実験は、佐賀大学の所有するドクターカーとドクターヘリの一部で行われます。実験を通して、映像共有による情報共有の有効性を検証し、救急医療体制の強化に繋げることが期待されます。

地域医療の未来を創造する連携



3者は、この連携を通して、佐賀県の地域医療の高度化を目指します。これは、佐賀県の「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」という目標にも合致しており、地域住民の健康と安全を守るための重要な取り組みと言えます。

リコーの技術が社会課題解決に貢献



リコージャパンは、今回の連携を通して、自社の映像技術を社会課題の解決に役立てることを目指しています。同社は、「人にやさしいデジタルを全国の仕事場に」というコンセプトのもと、様々な業務における効率化や省力化に貢献するソリューションを提供しています。今回の取り組みは、その一環として、医療現場における課題解決に貢献する取り組みと言えます。

今後の展開



実証実験の結果を踏まえ、さらなるシステムの改善や機能強化を進め、地域医療の質向上に貢献していく予定です。

この取り組みは、医療現場におけるICT活用を推進する上で重要な事例となることが期待されます。


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