日本最大の皮革展示会が12月に開催!
2025年12月4日(木)と5日(金)、東京の都立産業貿易センターで「第110回東京レザーフェア」(以下TLF)が開催されます。この展示会は、革と皮革関連資材の国内最大規模を誇り、1970年に始まり、年に2回のペースで行われています。皮革業界の発展を目指し、各社が自社の革製品や素材の魅力を発信するための重要な機会として利用されています。
開催概要
- - 日時: 2025年12月4日(9:00~17:00)、12月5日(9:00~16:00)
- - 会場: 都立産業貿易センター台東館4F~7F(東京都台東区)
- - 入場方法: 事前登録が必要です。参加票を印刷し、当日持参してください。公式サイトから申し込み可能です。
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展示会の注目ポイント
このレザーフェアでは、実際に手に取って革の魅力を体験できる点が魅力です。
1.
トレンド体感: 今季の革素材やレザーファッションの最新トレンドを体感できるブースが設置。
2.
渾身の一品: 各社が誇る技術を駆使した革や生地、素材を展示し、特に選りすぐりの「極めのいち素材」を披露。
3.
国際的情報発信: 世界最大級の皮革見本市「リネアペッレ」からの最新マテリアルも展示され、セミナーも開催されます。
4.
サステナビリティ: 革製品が環境に与える影響についても考慮されており、動物の革を無駄なく利用するサステナブルな取り組みが強調されます。
特別企画を楽しむ
このイベントでは、革の未来を掘り下げるためのトークセッションやワークショップも行われます。特に目を引くのは「TIME TRAVEL with LEATHER」というコラボ企画です。デザイナー達が愛用してきた革製品を展示し、革がどう人々の日常の中で記憶を刻んできたのかを探求します。また、デザインコンテスト「第15回革コン!」も開催され、革製品の新しい可能性を引き出すアイデアが生まれる場となっています。
サステナブルな選択
革製品は食肉の副産物として生まれます。そのため、革を利用することは環境への負担を軽減する一因となり得ます。2021年のデータによると、食肉のために育てられた牛の55%が革に利用されており、不要な皮は廃棄されています。だからこそ、革製品を選ぶことはサステナブルな選択であると言えるでしょう。国連のデータを基に、今後も革製品を上手に利用することが求められています。
まとめ
革とその製品は、ただのファッションアイテムでなく、深い歴史と未来の可能性を持った素材です。この東京レザーフェアでは、その魅力を存分に体感できる良い機会です。皆さんもぜひ足を運び、この貴重なイベントを体験してください。