「SCIENCE LEAGUE」登場!
2021-04-30 19:40:01

市民科学の新たな試み「SCIENCE LEAGUE」の魅力とは?

最近、環境問題への取り組みが一層重要視されていますが、一般市民が参加できる形での科学研究が求められています。そこで注目を浴びているのが、「SCIENCE LEAGUE(サイエンスリーグ)」という新しいプロジェクトです。これは、市民サイエンティストとして活動する方々が研究者とともに環境問題に取り組むことを目的とした市民参加型の研究ムーブメントです。

この「SCIENCE LEAGUE」は、その名の通りリーグ形式でさまざまなチームが参加し、各チームが特徴的なテーマで研究を進めていきます。特に注目すべきは「PicSea」と「地Q(ちきゅう)」の2つのチームです。

PicSeaの取り組み


「PicSea」チームは、浜辺や水辺にあるゴミの画像を人工知能によって自動で識別し、集めた情報をもとに環境問題の原因を解明しようとするプロジェクトです。このチームは、市民サイエンティストの協力を得てスマートフォンで撮影された画像を活用し、大量のデータを収集。このデータを元に、手作業では到底不可能な分析を行うことで、より深刻化する日本の水辺や浜辺の環境問題に立ち向かいます。

地Qの取り組み


一方、「地Q」チームは、環境に対する正しい認識を広めることを目的としています。研究者が提供する環境情報を「地球からの問い」として、参加者に問題を出題するプラットフォームを設け、小学生から大人まで幅広い世代が楽しみながら参加できる場を提供しています。この活動を通じて、環境に対する理解を深めることを目指しています。

おわりに


「SCIENCE LEAGUE」は、環境活動や研究行為をもっと身近で軽やかなものにするため、シチズンサイエンスと娯楽構造を結びつけ、市民が積極的に参加できる環境を提供しています。また、活動の情報は公式ウェブサイトにて随時更新されており、SNSでも発信されています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

この新しい動きがどれほどの影響を及ぼすのか、楽しみです。市民サイエンティストとしての活動を通じて、あなたも環境問題に参加しませんか?

会社情報

会社名
日本財団-京都大学共同事業 RE:CONNECT
住所
北白川追分町京都大学森里海連環学教育研究ユニット内
電話番号
075-753-2268

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