プラスエボリューションが新しいインターフォンサービス「tuuwaボタン」を発表

プラスエボリューションが発表した「tuuwaボタン」

合同会社プラスエボリューション（神奈川県横浜市）は、企業向けの新しいウェブ内蔵型インターフォン「tuuwaボタン」の提供を、2022年8月から開始しました。この新サービスは、急速に変化する通信環境に対応した革新的なソリューションとして、注目を集めています。

0120と0570の代替ソリューション

昨今、企業は人手不足の影響を受け、0120から0570によるサービス提供をせざるを得ない状況が続いています。また、3G回線の終了が迫り、スマートフォンの利用者が益々増加しています。この流れに乗り、プラスエボリューションは「tuuwaボタン」を開発しました。このサービスは、ブラウザを使ってウェブページを開くことで、簡単に既存のクラウドPBXまたはレガシーPBXに接続できるという利点があります。

シンプルな導入と柔軟な使い方

「tuuwaボタン」を利用すれば、アプリのインストールは不要で、Chrome準拠のHTML5ブラウザを開くだけでネット対応のインターフォンが利用可能です。士業や企業の受付、病院やホテル、タクシーの予約、さらには顧客応対や出退勤、IVR決済など、多彩な機能が搭載されています。また、SIMのないWi-Fi環境でもスムーズに動作するため、コインランドリーや自販機、ネットカフェなどでも高い実用性を発揮しています。

コスト削減を実現

プラスエボリューションは、独自のWebRTC-SIP交換技術を採用することで、運用コストを大幅に削減しました。実際、既存のWordPressを運営する企業は、わずか10行程度のJavaScriptをウェブサイトに埋め込むだけで「tuuwaボタン」を導入できます。また、すでにIVRやコールセンサーが導入されている企業においても、内線回線を追加する感覚で簡単に無料IP回線を使えることが利点です。

利用者に配慮した設計

「tuuwaボタン」は、利用者の負担をできるだけ減らすよう設計されており、通話料金はかかりません。無償のSIPソフトフォン（特にオープンソースソフトフォンのJamiを推奨）を使えば、最小限の導入コストで全世界どこにいても通話可能なトールフリーサービスを実現します。これにより、コスト重視の企業でも導入しやすい環境が整いました。

経済的なメリット

「tuuwaボタン」は、企業の運営コストを削減し、通話料金の負担を軽減する新たなツールとして、多くの企業に導入されることが期待されています。これまで電話機に依存していた受付業務を、タブレットと「tuuwaボタン」付きのウェブサイトに置き換えることで、世界中どこからでも通話料金を発生させずに担当者とつながることが可能になります。また、各種IT助成金を利用して、このサービスを導入する企業も増加する見込みです。