高速道路無料化調査
2010-08-16 15:04:32
高速道路無料化の影響と市民の声を探る調査結果
◆調査概要
三井ダイレクト損害保険株式会社が実施した「高速道路の無料化について」の調査は、2010年7月28日から7月30日の間に行われ、1,117名の有効回答を得ました。本調査の結果、普段から高速道路を利用している運転者に対する意見が明らかになりました。
◆賛成派と反対派の割合
調査によると、高速道路の無料化に対して「賛成」と答えたのは50.0%であり、その理由として「経済的に助かる」が68.3%を占めていました。また、「観光地がにぎわって景気回復につながる」との意見も多く見られました。一方で「反対」と答えた42.6%の方々の理由としては、「税負担のツケがまわってくるから」が79.8%と最も多く挙げられました。このように、賛成・反対の意見には年齢や性別による違いがあったことが特徴的です。
◆高速道路を利用した割合
高速道路が実際に無料化された後、利用したと答えたのは17.6%で、利用したいと考えている人は38.8%にのぼりましたが、40.2%は利用しないと答えています。多くの人が利用機会がなかったことがうかがえます。
◆車の利用機会が増える理由
また、普段利用している高速道路が無料化になった場合、車を利用する機会が「増える」と回答した割合は51.4%であり、特に目的地として「観光・史跡めぐり」と答えた方が68%に達しました。このことから、無料化による観光需要の高まりが期待されています。
◆利用しない理由
反対に、車の利用が「変わらない」または「減る」と答えた人の理由として、「車は必要なときしか乗らない」との意見が58.0%と、特に高い割合を示しました。これは、普段から車を利用しない方が多いことを示唆しています。
◆仕事上での車利用
仕事においても、高速道路の無料化により車を利用する機会が増えると思うと答えたのは28.5%で、特に取引先への訪問回数が増えるとの意見が46.7%にのぼりました。このように、ビジネス面での影響も考慮されています。
◆総括
調査結果から、高速道路の無料化が利用状況や経済活動に与える影響が明らかになりました。無料化に賛成する意見が多い一方で、税負担や不公平感を懸念する声もあります。今後、車の利用が増えれば安全運転への意識も高める必要があるでしょう。
また、三井ダイレクト損保の自動車保険は、安定した保険料体系を通じて、安心なカーライフのサポートを提供し続けています。
◆調査詳細
この調査は、全国のTカード会員を対象に行われ、詳細については三井ダイレクト損保の公式ウェブサイトで確認できます。
会社情報
- 会社名
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三井ダイレクト損害保険株式会社
- 住所
- 東京都文京区後楽2-5-1住友不動産飯田橋ファーストビル8F
- 電話番号
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0570-200-207