ミソラコネクトが生成AIボット「Wisora」を導入
株式会社ミソラコネクトは、社内の問い合わせ対応を効率化するための新たなアプローチとして、生成AIボット「Wisora」を導入したことを発表しました。この取り組みを通じて、特に社内業務の負担を軽減し、情報の共有を促進することを目指しています。
業務効率化の必要性
ミソラコネクトは、NTTドコモ網を活用したMVNO(仮想移動体通信事業者)として、顧客に対してフルMVNO通信サービス「M-Air」を提供しています。これに伴い、オペレーション部門では顧客向け業務と営業部門からの社内問い合わせ両方に対応しなければならず、限られた人員での運営が課題となっていました。特に、顧客ごとに契約内容が異なるため、一件の確認に多くの時間を要することが、業務効率の低下を招いていました。
さらに、業務マニュアルを整備しても、実際には忙しい営業担当者が資料を探すよりも、直接専門家に確認をした方が早いと考える傾向があり、問い合わせは減少しないというジレンマに直面していました。このような状況は、社内のナレッジ共有や問い合わせ対応が特定の担当者に集中しやすく、属人化を助長してしまう原因ともなっていました。
Wisoraの導入理由
そこでミソラコネクトでは、AIをベースにしたさまざまな類似サービスを比較検討した結果、Wisoraを採用することを決定しました。選定のポイントは、普段使い慣れたSlack上で、まるで人に話しかける感覚で質問できる手軽さと、専門知識がなくてもオペレーション担当者自身でボットを作成・運用できる管理画面の分かりやすさでした。このような理由から、Wisoraの導入が決まったのです。
効果と成果
Wisoraの導入により、業務マニュアルやシステム仕様書などの幅広いドキュメントを学習させ、初期の段階では回答精度の調整と運用ルールの整備が行われました。その結果、導入から半年後には社内の問い合わせ数が約7割減少しました。今では、「まずWisoraに聞く」という新しい業務フローが自然に定着し、社内のオペレーションにおいてはWisoraが「良き相棒」として定着しています。
株式会社ミソラコネクトのオペレーション部長である塚本亮氏は、「Wisoraは人に聞く感覚とほぼ変わらずに回答が返ってくるうえ、設定も担当者だけで完了できる手軽さが魅力です。導入後はまずWisoraに聞くという流れが自然に定着し、今後も社内ナレッジボットとしての精度を高めていきたい」と語っています。
Wisoraのビジョン
Wisoraは社内問い合わせ対応を効率化するだけでなく、ナレッジの活用を促進するためのソリューションです。業務の属人化を解消し、生産性向上に貢献しています。主な特徴として、容易な学習(Webサイトの指定やファイルアップロードで自動学習)、多彩な公開・連携(SlackやMicrosoft Teamsとの統合)、分析と改善(会話ログを通じた精度向上)が挙げられます。また、自由なカスタマイズも可能で、さまざまな用途に応じたボット管理が行えます。
おわりに
ミソラコネクトの取り組みは、今後の企業活動において非常に重要なステップとして評価されるでしょう。Wisoraがもたらす新たな業務フローは、他の企業にとっても導入の参考となることは間違いありません。企業の通信活用を支えるミソラコネクトの今後の展望にも注目です。