妖怪画の未来を切り拓く!
香川県小豆島で、今年も「妖怪画大賞」が開催されることが決定しました。このコンテストは、妖怪をテーマにした作品を広く一般から募集し、審査員が選ぶ優秀作品が表彰されるものです。第2回目となる今回は、ギャグ漫画家として活躍する和田ラヂヲ氏が特別審査員として参加します。
特別審査員「和田ラヂヲ」とは
和田ラヂヲ氏は愛媛県松山市出身の人気ギャグ漫画家で、1991年に『週刊ヤングジャンプ』でデビューしました。近年では『和田ラヂヲの火の鳥』『和田ラヂヲの異世界無双』など、多様な作品を発表しており、FM愛媛でのラジオ番組「ニンジニアネットワーク」にも出演中。2023年には小豆島妖怪美術館での公開録音イベントも行うなど、妖怪文化に強い関心を寄せています。
和田氏が妖怪画大賞に参加することで、妖怪への新たな視点やユーモアがもたらされることが期待されます。彼の独特なセンスが、受賞作品の選定にどのように影響するのか楽しみです。
コンテストの詳細
今回の「妖怪画大賞」は、前回の207点を超える作品募集を目指します。応募に制限はなく、テーマも自由です。応募期間は2025年10月1日から12月5日まで。一次審査後、2026年1月に最終審査が行われ、優秀作品は「YOKAI EXPO 2026」の会場内で発表されます。
審査員と入賞内容
審査員は、妖怪画家で妖怪美術館館長の柳生忠平氏、日本画家の平良志季氏、そして和田ラヂヲ氏が務めます。大賞には10万円、優秀賞には5万円が贈られ、特別賞には各種特製色紙が進呈されます。これにより、作品制作者にとっての励みとなることは間違いありません。
妖怪美術館の魅力
香川県小豆島に位置する妖怪美術館は、900体を超える妖怪造形作品を展示しています。この美術館は、地域の古民家を利用し、スマホを使用したガイドツアーも実施しています。妖怪の起源や現代の表現に触れることができる貴重な場所で、訪れる人々に新たな魅力を提供しています。
最終審査と応募について
2026年2月22日には「YOKAI EXPO 2026」で最終審査会が行われます。審査を通過した作品は、会場で展示され、来場者が作品を鑑賞できる機会も創出される予定です。
多様な表現が集まる場に
第一回妖怪画大賞では、205点の作品が集まるという予想を超えた反響を呼びました。香港や台湾など海外からのエントリーもあったことから、次回も国境を越えた作品が寄せられることが期待されます。人々が妖怪というテーマを通して共感し、自己表現を行う場として、ますますの発展が望まれます。
特別審査員として和田ラヂヲ氏が参加する第2回妖怪画大賞は、妖怪アートの未来を明るく照らすイベントとなることでしょう。皆さんもぜひ、参加してこのユニークな文化を支えましょう!