大和物流が始める『物流革新プロジェクト』の詳細
大阪市に本社を置く大和物流株式会社(社長:杉山克博)は、2026年4月2日より持続可能な成長基盤の構築を目指した『物流革新プロジェクト』を開始します。本プロジェクトは、横河電機の子会社である横河マニュファクチャリングの支援を受け、製造業での実績を物流オペレーションに融合し、品質管理や標準化を推進します。
背景と目的
近年、物流業界ではデジタル化や標準化を通じた効率化が求められており、持続可能な運営モデルへとシフトしています。ですが、各物流拠点が個別の運用設計を強いられ、品質の不均一性が課題となっています。これに対処すべく、大和物流は拠点間の標準化と品質統一を進めていきます。
特に、製造業で確立された『YOKOGAWAメソッド』に着目し、異業種からのノウハウを活かして従来の枠を超えた革新を実現することを目指します。このプロジェクトは、属人化を排除するだけでなく、自立した成長を促進する「学習する組織」への進化も追求しています。
プロジェクトの具体的な取り組み内容
フェーズ1:モデル拠点での標準化
まずは、大阪市西成区に位置する『大阪南物流センター』をモデル拠点として選び、物流オペレーションの可視化と業務の標準化を図ります。測定可能なKPIを設定することで改善活動の効果を可視化し、「標準モデル」を確立します。
フェーズ2:エバンジェリストの育成
次に、モデル拠点での成功を基に、他拠点に展開するためのエバンジェリスト(伝道師)を育てます。現場とサポート役が連携し、「自走する組織」の構築を進め、組織力の基盤を強化します。
今後の展望
『物流革新プロジェクト』では、モデル拠点で確立された標準モデルが全社に波及されることを狙っています。現場主体の改善活動を定着させ、「自走する組織文化」の実現に向けて着実に進めていきます。これにより、変化の激しい市場環境でも強固な現場力を備え、持続的な企業価値を向上させていきます。
関係者のコメント
杉山克博社長の発言
「私たちは持続的成長のために、属人化を脱し、全国規模で一貫した高品質なサービスの提供を確立しなければなりません。このプロジェクトを通じて、自ら学び行動する文化を醸成していきます。」
横河電機株式会社の勝木雅人氏の見解
「大和物流様が目指す高品質なサービスの実現には、現場の一人ひとりの力を引き出し、改善が日常的に行われる文化の定着が不可欠です。本プロジェクトを通じて、次世代を担うエバンジェリストの育成をしっかりサポートさせていただきます。」
大和物流について
大和物流株式会社は、1959年に設立され、事業内容として建築、電気設備、機械、アパレルなどに関わる総合物流業を行っています。長年培った技術とノウハウを活かし、お客さまのサプライチェーン全体を最適化する物流環境を提供しています。具体的には、『Logiart(ロジアート)』という独自のブランドのもと、高品質な物流サービスを展開し、顧客の戦略的なニーズを支援しています。