沖縄で電動マイクロモビリティ「LUUP」のシェアリング開始！乗り放題キャンペーン実施中

沖縄で「LUUP」のシェアリングサービスがスタート

2025年7月8日（火）、沖縄県の那覇市に「LUUP」の電動マイクロモビリティのシェアリングサービスがついに始まりました。このサービスにより、利用者は電動キックボードや電動アシスト自転車をスマートフォンアプリを通じて簡単に利用できるようになります。特に、沖縄県内の観光名所や市街地間の移動が便利になることが期待されます。

サービス開始日には、那覇市のパレットくもじ前交通広場においてメディア向けの発表会を開催し、一般向けには安全講習や試乗会も実施される予定です。さらに、沖縄限定の特典として、サービス開始から7月18日まで「乗り放題キャンペーン」が実施され、LUUPのアプリを登録したすべてのユーザーに30分以内のライドを何度でも無料で利用できる特典が用意されています。

LUUPサービスの背景

「LUUP」は2018年に設立され、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”というミッションのもと、全国で電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを展開しています。このサービスは、小型で一人乗りの乗り物を利用し、快適な移動手段を提供することにより、都市部の交通課題を解決することを目指しています。

那覇市は観光名所が多く、主要な交通拠点が密集していますが、その反面、慢性的な交通渋滞や駐車場不足、レンタカーへの過度な依存という問題も抱えています。この状況を打開するため、LUUPの導入が期待されています。なお、公共交通機関の整備も進んでいるものの、カバーしきれないエリアでの移動手段確保や観光客の回遊性向上が求められています。

LUUPのサービス内容

LUUPのポートは、日本全国に高密度で設置されており、その数は13,500を超えています。そして、那覇市内にも約50ポートが用意されており、約150台の車両が整備される予定です。アプリを介して、ユーザーは簡単に車両を予約し、返却先ポートも事前に決めることができます。この仕組みにより、特定のポートに車両が集中することを防ぎ、スムーズな運営が可能になります。

利用料金は、基本料金50円（税込）に加え、1分あたり15円（税込）が発生します。また、利用される電動キックボードには、年齢確認書類の提出と交通ルールテストを受けることが必要である一方で、電動アシスト自転車の利用にはこれらの条件は求められません。