商船三井のAリスト選定
2025-12-16 16:49:23

株式会社商船三井、気候変動分野で3年連続Aリスト選定

株式会社商船三井、気候変動分野で「Aリスト」に3年連続選定



株式会社商船三井は、気候変動に関連する活動が評価され、イギリスに本拠を置く国際非営利団体CDPから「Aリスト」に3年連続で選ばれました。この「Aリスト」は、気候変動に対する企業の取り組みや目標設定、情報開示の質において特に優れた企業に授与されるものです。企業が環境に配慮した行動を積極的に行っていることを示す重要な評価基準となります。

CDPは、世界でも唯一の独立した環境情報開示システムを運営し、毎年多くの企業を評価しています。2025年には22,100社以上の企業が情報を開示し、その中で20,000社にスコアが付与されました。商船三井は、この中で「A」スコアを取得したことで、環境ガバナンスの成熟度や環境レジリエンスにおいて世界的に認められるリーダーの一社であることが証明されました。

商船三井グループは、持続可能な発展に向けた戦略を策定し、5つの「サステナビリティ課題」を特定しています。これにより、グループが社会と共に発展するために必要な取り組みを進め、経営計画『BLUE ACTION 2035』の中でも環境戦略を重要な位置に置いています。2050年に向けた目標や具体的なGHG排出削減の計画は、『商船三井グループ 環境ビジョン2.2』の中で明示されており、これらの取組みが評価され、「Aリスト」に選定されたと考えられます。

企業理念として「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらく」と掲げる商船三井は、経済的価値だけでなく、社会的価値も重視しています。これによって、全てのステークホルダーに新たな価値を提供し、国際的な成長を目指す強靭で柔軟な企業グループを形成しています。

CDPへの取り組み


CDPは、企業や自治体がどのように気候変動や環境問題にアプローチしているかを評価する国際的な非営利団体です。2000年に設立されて以来、企業の環境影響を明らかにし、温室効果ガスの削減を促進してきました。現在、640以上の金融機関と手を組み、127兆米ドルを超える資産を持つ企業の取り組みを支援しています。

CDPの評価基準は、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に基づいたもので、企業報告の充実度や環境リスクへの理解度、目標設定や実行状況などを厳密に評価します。これにより、企業は持続可能な未来を築くための投資や調達の意思決定に利用できる重要なデータを得ることができます。

今後も商船三井は、さらなる取り組みを続け、持続可能な未来に向けたリーダーシップを発揮していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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