三菱食品「これからの100年基金」始動
三菱食品株式会社は、12月22日より「三菱食品 これからの100年基金」の公募を開始しました。この基金は、経済的に困窮している家庭や、災害、疫病の影響で生活が厳しい人々を支援するために設立されたもので、総額5000万円の資金が用意されています。
本基金による支援対象は、フードバンクなどの非営利法人です。これにより、食糧支援を必要とする人々が多くいる現状において、食を通じた地域活性化を図ることを目指しています。特に、生活支援が必要な家庭や、単身高齢者などへの支援を強化することを目的とし、各地でのフードバンクの運営体制や業務の拡充をサポートします。
基金創設の背景
三菱食品は、2011年に様々な企業が統合して誕生しました。2025年には、食の事業の母体となる「北洋商会」が設立100周年を迎えることを記念して、この基金が設立されました。これは、地域やコミュニティに対して「食」を通じて持続可能な供給と地域の活性化を進めるための取り組みです。
支援内容と対象団体
「三菱食品 これからの100年基金」は、地域でのフードバンクの活動を支援します。特に、以下のような団体が支援対象となります。
- - 地域のハブとして機能するフードバンク
- - 組織基盤や事業基盤の強化を目指す団体
- - 地域と連携し、様々な食材や物品の調達を行う団体
支援対象となる事業や活動には、組織基盤の強化や事業基盤の改善、新規事業の開発などがあります。これにより、持続可能な食糧の供給を確保し、より多くの人々に支援を届ける仕組みを作ることが期待されています。
公募概要
公募は2025年12月22日から2026年1月30日まで行われ、特定非営利活動法人や社会福祉法人などが対象です。支援内容は、1件に対して最大1000万円が支給され、助成金支援は最長3年間行われます。応募の詳細については、特設サイトをご覧ください。
おわりに
三菱食品の「これからの100年基金」は、地域コミュニティの活性化と食糧支援に新たな風を吹き込む取り組みとして、多くの人々の注目を集めています。この基金を通じて、困っている人々へ持続可能な食の支援が届くことを望みます。
【特設サイト】[
https://www.public.or.jp/project/f180
](https://www.public.or.jp/project/f180)