TNFD情報開示支援
2025-01-15 14:51:17

SOMPOリスクが新たにTNFD情報開示支援サービスを発表

SOMPOリスクが提供するTNFD情報開示支援サービス



SOMPOリスクマネジメント株式会社(以下、SOMPOリスク)は1月15日より「TNFD情報開示支援サービス(ベーシック版)」の提供を開始しました。このサービスは、企業が自然資本や生物多様性に関連する情報開示を行うための支援を目的としています。

背景


生物多様性と自然資本の喪失は、国際社会からの大きな懸念事項となっています。2022年12月には「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」が採択され、2024年のCBD-COP16ではこの枠組みの実施が求められています。企業には、この枠組みに基づき自然関連リスクや機会の評価が急務とされています。

また、2023年9月にはTNFDフレームワークがリリースされ、多くの企業がTNFD Adopterとしての登録に向けて動き出しています。しかし、TNFDが対象とする環境要素の幅広さやバリューチェーン全体の評価が求められるため、導入の難易度が高いという指摘もあります。SOMPOリスクはこの点に着目し、スモールスタートでの支援を提供することを決定しました。

TNFD情報開示支援サービス(ベーシック版)の概要


この新サービスは、以下のステップを通じて情報開示を支援します:

1. 分析範囲の検討
2. 優先地域の特定
3. 依存・影響の特定・評価
4. リスク・機会の特定
5. 情報開示支援

このベーシック版は、従来のTNFD情報開示支援サービスに比べて内容を絞ることで、コストを抑え、短期間での支援が可能です。生物多様性分野に特化した専門家がサポートし、各企業のニーズに応じたカスタマイズを行います。

未来への展望


SOMPOリスクはこのサービスを通じて、企業の「ネイチャーポジティブ」な取り組みをサポートし、持続可能なビジネスの実現に寄与していく考えです。現在、同社は経営コンサルティングやリスクマネジメントに関する多様なサービスを展開しており、自然関連のリスク管理においても高い専門性を持っています。

結論


今回のTNFD情報開示支援サービス(ベーシック版)は、企業が自然資本に配慮した経営を行うための第一歩を提供するものです。生物多様性に関する情報開示が求められる中で、このサービスが多くの企業にとって必要不可欠な支援となることが期待されます。


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会社情報

会社名
SOMPOリスクマネジメント株式会社
住所
東京都新宿区西新宿1-24-1
電話番号
03-3349-3500

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