パナソニックが新たなR&D拠点「SHIOMER」を開設
パナソニック株式会社エレクトリックワークス社が、東京に新しいR&D拠点「SHIOMER」を設立することを発表しました。この拠点は2024年12月から本格的に稼働を開始する予定で、特に「共創」をテーマにしたソリューションの創出が目指されています。
共創の三つのタイプ
「SHIOMER」では、以下の三つのタイプの共創に取り組むことが予定されています。
1.
ネットワーキング: 人脈や情報を集積し、ビジネスチャンスを拡大。
2.
連携: お客様やパートナー様との連携を深めていくこと。
3.
協働: 社会的な課題に対して共通のビジョンを持つ企業との協働。
時代の変化に対応
現代社会は急速に変化しており、パナソニックエレクトリックワークス社一社だけでは未来のニーズに応えることが難しくなっています。そこで、東京という地理的利点を活かし、パートナーや顧客と連携しながら新たな価値を創出することが求められているのです。
機能拠点としてのSHIOMER
「SHIOMER」では、次のような機能が強化されます
1.
新技術の発信: まだ世に出ていない先進技術を具体的なソリューションとして提供し、新しいアイデアを発信します。
2.
共創の誘致: 顧客、パートナー、その他ステークホルダーとの共創をより活性化し、創造的な出会いを増やすことを目指します。
3.
ソフトウェア開発の拠点: ソフトウェア技術者を確保し、業界全体のイノベーションを促進します。
具体的な取り組み
具体的な施策としては、照明や空調の制御、音環境の連携、局所的な温熱管理などが挙げられます。これらはエネルギー効率を高めつつ、働く場のクオリティを改善するための手段です。また、個々の働き方や出社状況に応じた省エネ制御が試みられ、リアルタイムでの検証が進められることになります。
未来のビジョン
「SHIOMER」は、パナソニックが未来のくらしや社会についてのソリューションを創出するために掲げた新しい形のR&Dの拠点です。多様化するニーズに対し、共創の力を借りてスピーディで柔軟な対応を華やかに展開していくことを通じて、より良い社会の実現を目指します。
興味のある方は、プレスリリースやSHIOMERの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。