岐阜水族館企画展
2022-07-21 17:36:59

岐阜県の水族館で生き物の見分け方を学ぶ企画展開催中

企画展『ココがちがうんです!~生き物の見分けは難しい!?~』



岐阜県各務原市に位置する「アクア・トト ぎふ」では、2022年7月16日から12月11日までの期間、特別な企画展が開催されています。この企画展は、日常生活の中で私たちが遭遇する生き物たちを正確に見分けることの難しさに焦点を当てています。

生き物の見分け方を探る



私たちは、自然の中で多くの生き物と共に生きていますが、それらの名前を正確に言い当てることができる生物は意外に少ないことに気づかされます。特に、水族館の飼育スタッフでも、日々生き物の見分けに苦労していることがあります。

この企画展では、地域の生き物を中心に、一見似ているが見分けるポイントが異なる生物の情報が展示されています。例えば、岐阜県で観察できる魚類や小動物の中から、特に識別が困難な種類について詳しく紹介されています。

見分けのポイントを学ぼう



展示スペースには、生体展示26種約120点と剥製標本9点が並び、来場者は実際にその生き物を目の当たりにしながら見分けのポイントを学べます。具体的には、ヒレの色が異なる「カワムツ」と「ヌマムツ」、ヒゲの形が異なる「ゼゼラ」と「ツチフキ」など、木曽三川に生息する生物たちが取り上げられています。

また、足の大きさの違いが目立つ「アカネズミ」と「ヒメネズミ」、はさみ足の色の違いが分かる「ベンケイガニ」と「クロベンケイガニ」など、岐阜県特有の生物に関する展示も豊富です。これによって、訪れた人々は身近な自然に対する理解を深めることができます。

クイズ形式で楽しむ挑戦



さらに「なにドジョウ?」と題したコーナーでは、岐阜に生息する6種類のドジョウの見分け方を楽しむことができます。来場者は、1種類の生体展示を見ながらクイズ形式で生き物の特徴を確認し、見分けに挑戦することができます。

他の地域の生き物との比較



岐阜県の生き物だけでなく、他地域からの魚類についても紹介されています。特に、見分けが難しいとされる「カマツカ」や「ナガレカマツカ」、地域によって異なる「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」の違いに着目し、岐阜県の生物との関係性についても理解を促す内容となっています。

自然の中でこのような生き物たちがどのように生息し、どんな特徴を持っているのかを学ぶことで、訪れたみなさんはより深く自分の周りの環境を理解することができるでしょう。生命の多様性とその見分けの難しさを体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社江ノ島マリンコーポレーション
住所
東京都千代田区有楽町1丁目7番1号有楽町電気ビル南館9階
電話番号

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