株式会社ゼロボードと自然電力が業務提携で脱炭素経営を推進

企業の脱炭素経営を加速する業務提携

株式会社ゼロボード（以下、ゼロボード）と自然電力株式会社（以下、自然電力）は、脱炭素経営支援を目的とする業務提携契約を締結したことを発表しました。両社はそれぞれの強みを活かし、企業のサステナビリティ経営を充実させる新しい取り組みをスタートさせることとなります。

業務提携の背景

この業務提携は、環境への配慮が高まる中で、企業がどのようにして温室効果ガス（GHG）の排出を減少させるかが焦点となっています。ゼロボードは、GHG排出量の算定と可視化を行うソリューション「Zeroboard」を提供しており、一方の自然電力は再生可能エネルギーの発電施設を開発・運営し、非化石証書を取り扱っています。

ワンストップでの支援

今回の提携により、脱炭素に取り組む企業には、GHG排出量の把握はもちろん、非化石証書などの環境証書を調達するための代行サービスやコーポレートPPAサービスが一つのパッケージとして提供されます。これにより、顧客は多岐にわたるサービスを効率的に利用できるようになります。

非化石証書の意義

企業が非化石証書を購入することによって、自社で使用する電気に関するCO2排出量を間接的に削減できるとされており、特に再生可能エネルギーへの投資が難しい企業にとって非常に有効な手段といえます。これがなぜ重要かというと、企業は自身の環境への貢献を証明できるからです。

グローバルな環境証書の調達

また、自然電力は、海外に展開している企業向けに各国の環境証書を一括で調達できるラインナップを用意しています。これにより、国内外両方での脱炭素化支援が行えるように準備が整いました。

両社の役割と今後の展望

ゼロボードは、GHG排出量の算定を通じて、企業のニーズにマッチした脱炭素化ソリューションを提供していきます。一方、自然電力は、その発電事業を通じて、再生可能エネルギーの利用促進と非化石証書の供給を行います。両社が協力し合うことで、企業の脱炭素化がよりスムーズに進むことが期待されています。

また、今後は企業向けのウェビナーを通じて、脱炭素の最新動向や「Zeroboard」の活用方法についての情報を提供する予定です。このような取り組みを通じて、企業が抱える環境問題への対応を手助けし、カーボンニュートラル社会の実現に寄与したいと考えています。