つくば市が選んだスマートシティトライアル支援案件一覧

つくば市が選んだスマートシティトライアル支援案件のご紹介



つくば市では、「Society 5.0」を実現するために、スマートシティやスーパーサイエンスシティ構想を推進しており、その一環として2023年度の実証実験支援事業における採択案件が決まりました。今回、選ばれたのは5つの卓越した提案です。

採択された案件一覧



1. 株式会社Griteen


提案名: STEM人材の育成に向けた地域資源を活用した地域クラブの提案
このプロジェクトは、地域から地の利を生かしSTEM(科学・技術・工学・数学)人材を育成することを目的としています。クラブ活動を通じて、子供たちが科学技術に触れる機会を提供することで、地域の未来を担う人材を育てます。

2. 筑波大学デジタルネイチャー研究室


提案名: 誰一人取り残さないインクルーシブスポーツの開発:視覚障害者も楽しめる光るキックボクシング
この取り組みは、視覚障害者も参加できるスポーツの開発を目指しています。特別な光るキックボクシングを利用し、障害の有無に関わらず楽しめるスポーツ文化を形成しようとしています。

3. ポッドテック株式会社


提案名: 日中韓言語対応のつくば観光地の旅程自動生成サービス
観光客に向けて、日中韓3カ国語に対応した旅程を自動生成するサービスを提供します。多様な観光ニーズに応じ、つくば市の魅力をより多くの人々に届ける狙いがあります。

4. 株式会社マリス Creative Design


提案名: AIカメラ搭載の高齢者と障がい者向け歩行アシスト機器「Seeker」
高齢者や障がい者のために設計されたこの機器は、外出先での障害物の危険を瞬時に検知し、安全な移動をサポートします。AI技術を活用した画期的なアプローチです。

5. BONSAI STUDIO株式会社


提案名: つくば市の映像広報を変えるAI活用トライアル
「Director AI」を用いたこのプロジェクトは、つくば市の広報戦略を刷新することを目的に、AI技術を用いて効果的な情報伝達を図ろうとしています。特に視覚的な魅力を活かし、多くの市民や観光客にアプローチする狙いです。

市長のコメント


市長は、今年度も県外から本市の課題解決のための提案があったことに言及し、選定された5つの案件が地域貢献に繋がることを期待しています。また、選ばれなかった提案についても深い検討を続けてほしいとの希望を示しました。

実証実験の進行と展望


これらの採択案件は、2023年4月から2024年3月にかけて実施される予定です。実施結果は、2024年3月にライブ配信される報告会で発表されることが予定されています。市民にとって、実証実験の結果を直接確認できる貴重な機会となるでしょう。

つくば市が取り組むこれらの先進的なプロジェクトは、地域だけでなく、全国に新たな価値を提供する可能性を秘めています。各プロジェクトがどのような成果を上げ、次なるステップへと進んでいくことになるのか、注目の一年となるでしょう。

会社情報

会社名
つくば市
住所
茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1
電話番号
029-883-1111

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