医薬品流通の新時代を切り開く「9lione」
株式会社9lioneは、医薬品流通改善のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム「9lione」を運営しており、この度シリーズAのエクステンションラウンドにおいて、1.2億円の資金調達を実施したことを発表しました。これにより、同社の累計調達額は4.4億円となります。
エクステンションラウンドについて
リード投資家は横浜キャピタルで、FUNDINNOでのクラウドファンディングによって資金を調達することも発表しています。これにより、医薬品流通の課題を解決するために新たなステップを踏み出すことが期待されています。
資金の用途
調達した資金は、医薬品流通改善プラットフォームの拠点網の拡大、医療機関向けプロダクトの開発、そして組織体制の強化に充てられます。これにより、医薬品流通の効率化や、医療機関の負担軽減が図られる見込みです。
社会の背景
国内の医療現場では、2021年以降ずっと医薬品の供給不足が続いており、必要量を確保できない状況が常態化しています。厚生労働省によれば、医薬品の出荷調整市場は市場規模が6,000億円以上に達しています。また、医療機関や薬局には使われない医薬品が滞留しており、この在庫の無駄や廃棄も大きな問題です。需要と供給のギャップを埋めることが、当社のミッションと位置付けられています。
「9lione」プラットフォームの特徴
「9lione」は、余剰医薬品を必要とする医療機関へ供給するシステムを提供しています。単なるマッチングにとどまらず、品質管理や配送までを自社で行うことで、信頼性の高い医薬品流通を実現しています。
院内で発生する余剰医薬品を管理するクラウドシステム。
発生した余剰医薬品の売却や入手困難な医薬品の調達を可能にします。
調達資金の活用
今後は拠点の拡大や、AIを用いた業務プロセスの自動化に重点を置き、医療機関の作業負担を軽減することで、持続可能な医薬品供給体制の確立を目指します。
代表のコメント
代表取締役の廣田雄将氏は、医薬品市場の混乱や廃棄の問題を解決するために、当社が果たすべき役割を強調し、クラウドファンディングを通じて多くの方に取り組みを知ってもらいたいと語っています。
投資説明会の開催
また、FUNDINNOでの投資に関する説明会も開催され、専用のURLから参加することが可能です。
会社概要
株式会社9lioneは2018年に設立され、医薬品流通改善のためのプラットフォームを運営しています。新たな医薬品流通の仕組みを確立することで、社会に貢献することを目指しています。