企業の採用を変える「ハックツAI」の登場
株式会社DELTA(東京都渋谷区、代表取締役:丹 哲郎)が、生成AI技術を利用した新たな採用支援サービス「ハックツAI」のクローズドβ版をリリースしました。このサービスは、企業の求人票を徹底的に解析し、必要な人材を自動的に発掘することが特徴です。
エンジニア採用の課題
日本のエンジニア採用は、多くの課題に直面しています。特に注目されるのは、優秀な人材の約67%が「転職潜在層」とされ、求人市場には姿を現さない点です。従来の採用手法では、この潜在層にアプローチすることが困難で、ダイレクトリクルーティングを行うためには、多大な時間と労力が必要とされています。
例えば、エンジニア100人を対象とした場合、手動で情報を整理するのには約60時間かかるとの試算もあります。また、採用担当者が技術的な理解に乏しい場合、スキルのミスマッチが生じ、採用活動全体に悪影響を及ぼすことも多く指摘されています。
ハックツAIの機能
「ハックツAI」は、こうした課題を克服するために開発されました。このサービスの主な機能は以下の通りです:
1.
募集要項の解析:求人票をアップロードすることで、自動的に「必須要件」「歓迎要件」「技術要素」を抽出します。これにより、時間を大幅に節約することが可能です。
2.
潜在層の探査:最新の公開情報を元に、職務経歴やプロフィールをまとめ、求人媒体に登録されていない質の高いエンジニアのデータベースを生成します。
3.
最適な人材の発掘:募集要項と応募者の情報をもとに、マッチする候補者リストを自動生成します。これにより、時間の消耗を防ぎ、より正確なアプローチができるようになります。
使い方と導入
「ハックツAI」は、クローズドβとして3か月間の無料先行体験を実施しており、参加希望者はウェイティングリストに登録する必要があります。利用手順はシンプルで、
- - アカウントを作成し、
- - 募集要項を登録し、
- - 検索条件を調整することで、リスト作成が始まります。
また、本サービスは採用担当者の意思決定を支援し、候補者へのアプローチは企業の倫理基準に従って行われることが求められます。
DELTAのビジョン
株式会社DELTAは、「成長企業のエンジニアを支え続けるエコシステムを形成する」というビジョンを持ち、これまでに150社以上のプロジェクトを診断・支援してきました。同社は特に、CTOやエンジニア組織に向けた支援に注力し、「CTO booster」や「FinOps booster」など幅広い技術・採用支援サービスを展開しています。
今後も、採用の効率化を目指し、さらなる技術革新を推進していくことでしょう。
お問い合わせ
「ハックツAI」についての詳細情報や導入に関する質問は、
公式ウェブサイトの問い合わせページからお気軽にご連絡ください。さらに、今の人材採用のあり方を変える一助となる「ハックツAI」の実力をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。