持ち運び可能な監視カメラ
2022-04-16 17:55:02

電源不要で持ち運べる新型モバイル監視カメラが登場

持ち運びが可能なモバイル監視カメラの新時代



この度、愛知県名古屋市に本社を構える中央紙通商株式会社と株式会社NSKが共同で新しいモバイル監視カメラを発表しました。このカメラは、電源がない場所でも持ち運びができ、どんな現場でも使える機能を備えています。これは、災害復旧や建設現場など、特に危険が伴うシーンで非常に役立つとされています。

中央紙通商株式会社は、本来は紙製品の専門商社として知られていますが、2019年以降は防災事業にも力を入れています。一方、株式会社NSKは防犯カメラに特化したメーカーです。この二社の地元企業が協力し、新たな用途を探求した結果がこのモバイル監視カメラの誕生でした。

現場での活用を見据えた設計



このカメラは、近くに電源やインターネット環境がない被災地や復旧作業の現場、さらには建築や土木作業の現場まで多岐にわたる用途を想定しています。利用者は専用の給電ユニットとカメラを接続するだけで、遠隔地からパソコンやスマートフォンを使って、現地のライブ映像を確認できます。これによって、作業者の安全を管理し、必要な支援や救助を迅速に行うことが可能になります。

カメラの設置は非常に簡単で、工事は不要。付属の固定具を使えば、どこでも取り付けたり外したりすることができます。これにより、作業の流動性が高まり、状況に応じた柔軟な使用が実現します。

高性能な給電ユニット



新型モバイル監視カメラには、防塵防水性能を備えた専用の給電ユニットが伴います。3時間の充電でカメラは約16時間連続稼動が可能で、これにより長時間の現場作業でも安定して運用できます。また、カメラには音声マイクも搭載されており、映像だけでなく音声の確認もできるのが特徴です。

価格とカスタマイズ



この新しい監視カメラは、約60万円からの価格で提供されます。さらに、カメラのスペックや給電モードに関してはカスタマイズも可能となっており、現場での特異なニーズにも応じた対応ができるようになるでしょう。

中央紙通商と株式会社NSKは、このプロダクトによって現場で働く人々の安全への貢献を目指しています。このモバイル監視カメラが、作業現場の安全性を高め、必要な支援を迅速に行う助けとなることを期待しています。

会社情報

会社名
中央紙通商株式会社ソリューション事業部
住所
愛知県名古屋市中区丸の内2-1-36NUPフジサワ丸の内ビル6F
電話番号
052-307-5009

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。