株式会社ウェルディッシュ、内部統制改善状況の報告と今後の方針について
株式会社ウェルディッシュの内部統制改善状況
2025年12月18日、株式会社ウェルディッシュより、内部統制の改善状況に関するお知らせが発表されました。本記事ではその内容と今後の方針について詳しく解説します。
1. 背景と概要
株式会社ウェルディッシュは金融商品取引法に基づき、2025年8月期の内部統制報告書を関東財務局に提出しました。その中で、重要な不備があったことが指摘され、是正方針が示されています。代表取締役社長の小松周平が率いるこの新経営体制では、管理部門の人材拡充が進められていますが、事業の成長に比べて適切な専門知識を持つ人材が不足している現状があります。そのため、経理及び決算業務に関する体制強化が急務となっています。
2. 現状の改善状況
当社は、内部統制の整備及び運用の重要性を強く認識しています。今後、2026年8月期第2四半期までに以下の具体的な改善策を講じることを決定しました。
2.1 管理部門の強化
内部統制評価に関わる管理部門の人員を6名に増員し、さらなる専門性の向上を図るとともに、既に業務を開始しています。新たに公認会計士を1名採用する予定です。
2.2 財務報告プロセスの見直し
プロセスの共有精度を向上させるため、社内のITツールを充実させました。業務フローを改善し、締め日や証憑類の徴収ルールを追加して、既に運用を開始しています。開示体制についても3名体制に強化しました。
2.3 外部専門家の活用
連結決算に関連する外部専門家のサポートを強化しています。具体的には、会計監査人が必要とするフォーマットの作成や、決算に関する確認体制を整備して、内部経理担当の研修も外部専門家の協力を受けて行っています。
3. 費用面と業績予想
財務改善に向けた施策に伴う販管費の増加については、2025年8月期の業績予想に既に織り込まれているため、想定外の費用が発生する心配はないとしています。また、業績予想は第1四半期決算の発表時に改めて公表する予定です。
以上、内部統制の改善状況についてお知らせいたしました。ウェルディッシュは、今後の施策を通じて、透明性と信頼性をもとにした財務報告を実現し、持続可能な成長を続けていく所存です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ウェルディッシュ
- 住所
- 東京都港区白金台5-18-9VORT白金台
- 電話番号
-
03-6277-2308