学研のDX推進、クラウド統合
2024-05-13 11:00:16

学研エデュケーショナル、70超システムをクラウド統合でDX推進!JBCCのアジャイル開発が実現

学研エデュケーショナル、70以上のシステムをクラウドへ統合しDXを加速



全国約1万6000教室、会員数40万人超を誇る学研エデュケーショナル。近年、事業拡大に伴い、70以上の個別業務システムを抱える課題に直面していました。これらのシステムはオンプレミス型のデータセンターに分散しており、新たな施策の展開を阻む大きな壁となっていました。

そこで同社は、クラウドへのシステム統合によるDX推進に着手。ITサービス企業であるJBCCと協業し、独自の超高速開発手法「JBアジャイル」を活用することで、この難題を見事に解決しました。

JBアジャイルによる効率的なシステム構築



JBCCは、教育業界における豊富な開発実績を活かし、学研エデュケーショナルの業務プロセスを徹底的に見直しました。ブラックボックス化していた業務ロジックを明確化することで、効率的なシステム設計を実現。さらに、「JBアジャイル」を用いた開発では、現場担当者との緊密なコミュニケーションを図り、業務部門のニーズを的確に捉え、SaaS(クラウドサービス)とクラウド技術を組み合わせた柔軟で拡張性に優れたシステムを短期間で構築しました。

新システムのメリット



新システムは、学研エデュケーショナルの教室運営を効率化することに大きく貢献しています。具体的には、以下の3点が大きな成果として挙げられます。

1. 業務効率の大幅向上と新規施策の支援: これまで複数のシステムで行っていた二重入力が解消され、新規登録された教室情報は検索サイトに即座に反映されるようになりました。また、申請業務のワークフロー化により、紙の申請書が廃止され、申込から登録までの時間が大幅に短縮されました。さらに、基幹システムのデータはkintoneから参照可能となり、SmartBIによるデータ分析を基にした営業戦略策定など、新しい施策への活用も容易になりました。

2. 短期間での基幹システム構築: 販売管理、ワークフロー、分析ツール、データ連携など、実績のある様々なSaaSを組み合わせることで、短期間でのシステム構築を実現しました。サイボウズ社のローコード開発ツールkintoneやクラウドネイティブ開発を活用し、追加機能の実装もスムーズに進められています。

3. データ集約によるDXとデータドリブン経営: システム統合とデータ集約により、DXプラットフォームが構築されました。これにより、AIを活用したデータ分析も容易になり、データに基づいた意思決定を行うための基盤が整いました。さらに、kintoneを用いた現場改善アプリケーションの内製化も可能となり、継続的な改善が期待できます。

JBCCとHARMONIZE 2.0



JBCCは、DXサービス「HARMONIZE 2.0」を提供しており、クラウド、セキュリティ、超高速開発、そしてAI&データ活用を最適に組み合わせることで、高品質・短納期でのシステム開発を実現しています。本事例は、「HARMONIZE 2.0」の優れた機能とJBCCの高い技術力が融合した成功事例と言えるでしょう。

まとめ



学研エデュケーショナルは、JBCCとの協業により、70以上の個別システムをクラウドに統合し、業務効率の大幅な向上、DX推進、データドリブン経営基盤の構築という大きな成果を上げました。この成功は、教育業界におけるDX推進のモデルケースとして、他の企業にとっても大きな示唆を与えてくれるでしょう。

会社情報

会社名
JBCCホールディングス株式会社
住所
東京都中央区八重洲二丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13階
電話番号
03-6262-3233

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