泉大津市「ながら見守り活動」出発式:市民参加型防犯ボランティアが新たな一歩を踏み出す
11月22日(金)、大阪府泉大津市において、市民参加型の防犯ボランティア活動「ながら見守り活動」の出発式が盛況のうちに幕を閉じました。午後7時より、南海泉大津駅北側高架下にある「もんとパーク」を会場に開催されたこの式典には、60名を超える登録者たちが集まりました。
この「ながら見守り活動」は、ランニングやウォーキング、散歩中などに、防犯の視点をもって地域を見守り、不審な状況を発見した場合には通報するといった、日常生活の中で無理なく行えるボランティア活動です。令和6年9月より開始された「泉大津市「ながら見守り活動」参加者登録制度」を通じて登録した市民が、IZUMIOSTUながら見守り活動のTシャツやLEDアームバンドを身につけて活動しています。
出発式では、参加者への登録証交付が行われた後、南出市長をはじめとする関係者らが参加し、ランニングコースとウォーキングコースに分かれて市内をパトロールしました。市長自らが地域を巡回し、市民と直接交流することで、活動への更なる理解と協力を促進しました。
この活動は、泉大津市、泉大津警察署の共催、泉大津市防犯委員会、泉大津市安全安心なまちづくり連携活動犯罪対策委員会の協力のもと開催されました。各組織の連携により、地域住民の安全・安心を守るための体制が着実に構築されつつあります。
参加者からは、「日頃の散歩を兼ねて地域貢献ができるのは嬉しい」「地域を安全に守るため、微力ながら貢献したい」といった声が聞かれ、活動への高いモチベーションが感じられました。
「ながら見守り活動」は、市民一人ひとりが地域社会の安全に責任を持つという意識の高まりを示すものであり、他の自治体にとっても模範となる取り組みと言えるでしょう。今後、泉大津市におけるこの活動が、更なる発展と拡大を遂げ、より安全で安心な街づくりに貢献していくことが期待されます。
今後、泉大津市は、この活動を推進するために、広報活動の強化や参加者のサポート体制の充実を図り、より多くの市民が参加しやすい環境づくりに努めていくとのことです。
本活動は、地域住民の主体的な参加と行政・警察機関との連携によって支えられており、その成功は、地域社会の活力の象徴と言えるでしょう。今後も、泉大津市の「ながら見守り活動」から目が離せません。
[参考情報]
泉大津市公式ホームページ:https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/seisaku/siminkyoudou/osirase/13518.htm