春の自然と共に楽しむ器展
佐賀県武雄市に位置する窯元、「康雲窯」が、2025年3月1日から9日間にわたり、SAGA MADOで「自然と暮らしに寄り添う器展」を開催します。このイベントでは、春の食卓を華やかに彩る約150種類の器が展示され、購入も可能です。
康雲窯の魅力
康雲窯は、佐賀県武雄市の美しい自然環境の中にある工房で、有田焼、伊万里焼、そして唐津焼の系譜を受け継いだ「武雄古唐津焼」を製造しています。この窯元は、1992年に山口康雄氏によって設立され、伝統的な製法を守りながらも、新しい美しさを追求しています。特に、上絵や赤絵を施した華やかな器や、藍染を使用した「青の世界観」シリーズが人気です。
次女の華傳(かでん)さんとともに、現代のライフスタイルにマッチする陶器制作に取り組む康雲窯は、地元の伝統を大切にしながらも、新しい価値観を生み出しています。
ポップアップイベント情報
「自然と暮らしに寄り添う器展」は、下記の詳細で開催されます。
- - 販売期間:2025年3月1日(土)~3月9日(日)10:00~20:00
- - 開催場所:SAGA MADO特設エリア
住所: 佐賀市駅前中央一丁目4番17号コムボックス佐賀駅前1階
本イベントでは、康雲窯が誇る多彩な器を直に見て、手に取ることができる貴重な機会となります。特に春の食卓を彩るアイテムを探している方には、見逃せないイベントでしょう。
武雄焼の背景
武雄焼は、県内でも有名な焼き物の生産地として知られており、約400年の間、陶工たちによって培われてきた技術が引き継がれています。文禄・慶長の役の際に、武雄の領主に同行した陶工たちがこの地で焼き物を始めたとされており、現在でも市内には約90の窯元があります。
それぞれの窯元が持つ独特のスタイルや技法により、豊かな陶器と滑らかな肌を持つ磁器が共存しています。香り高い土と自然な風合いは、多くの人々を魅了し続けています。
SAGA MADOの特徴
SAGA MADOは、佐賀県が誇るセレクトショップであり、「贈りたくなる」「自分へのご褒美にしたくなる」逸品を集めた場所です。地域の工芸品や加工食品の販売だけでなく、ポップアップショップやワークショップなど様々な事業も展開しています。
公式サイトでは、最新情報を随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください。
最後に
康雲窯の「自然と暮らしに寄り添う器展」は、春を迎える食卓を美しくする素敵なアイテムが揃う絶好のチャンスです。この春、ぜひSAGA MADOを訪れて、心を豊かにする器に出会ってみてはいかがでしょうか。特に、家庭での日常使いにぴったりな器の数々が、皆様をお待ちしています。