東京2020大会のレガシーを世界へ発信するイベント開催

東京2020大会のレガシーを紹介するイベント

日本政府が主催する「Travel & Adventure Show 2022」が、2022年3月12日と13日の2日間、ロサンゼルスのコンベンションセンターで開催されます。このイベントは、2020年に開催された東京オリンピック・パラリンピックの成果を広く伝えるための機会となります。特に、東京が史上初めてオリパラを一体で開催した都市としての役割を強調し、未来に向けての多様な成果（レガシー）を共有することが目的です。

7つのテーマで展開されるレガシー

出展では、次の7つのテーマに基づいて東京2020大会がもたらした成果を紹介します。これらのテーマは、

1. 共生社会の実現
2. 復興と地域活性化
3. 観光立国・日本文化の発信
4. セキュリティ・輸送対策
5. 健康・スポーツの推進
6. 持続可能性
7. 大規模イベント開催のモデル

これらを通じて、多様な社会の実現を目指し、具体的な取り組みとしてパラスポーツの体験会や、心のバリアフリーに向けた教育事例を提示します。さらに、被災地での競技開催や選手村での地元食材の提供を通じ、東日本大震災からの復興の様子を世界に伝える計画もあります。このような取り組みを通じて、参加国や地域との交流が地域活性化につながるよう努めていきます。

出展内容の詳細

「Travel & Adventure Show 2022」では、様々な展示やトークショーが行われます。

- 映像展示: 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣のメッセージや、レガシーを紹介する動画が流れます。
- パネル展示: 大会の成果や各テーマに関する情報が掲示されます。
- トークショー: 3月12日の午後1時半より、パラリンピック水泳アメリカ代表のジェシカ・ロング選手と日本代表スケートボードの堀米雄斗選手をゲストに迎えたトークショーが開催されます。この貴重な機会では、選手たちの経験や大会の意義についてお話ししていただく予定です。

安全対策について

出展にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策が講じられます。しかし、感染拡大の状況により、イベントの開催内容が変更されたり中止される可能性があります。報道関係者の皆様には、この取り組みについてぜひ取材していただきたく、完成された情報をもとに広く発信していきたいと考えています。

「Travel & Adventure Show 2022」は、論争の応酬が続く中、東京2020大会のレガシーをより多くの人々に知ってもらう貴重なプラットフォームです。日本文化や地域の魅力を再発見する機会として、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思います。