CliffhangerとBlueqat Summit Tokyo 2020
2020年夏、Cliffhanger株式会社がオンラインで開催された「Blueqat Summit Tokyo 2020 s/s」に登壇しました。このサミットは、量子コンピュータの開発者のための二年に一度の重要なイベントで、MDR株式会社が主催しています。このサミットには、量子コンピュータに特化したアプリケーション開発に携わる多くの専門家が集まり、最新の情報交換や発表が行われました。
量子コンピューティングの進展
昨今、量子コンピュータは少しずつ実用化に向けた道筋を見せつつあり、様々なアプリケーションの開発が進められています。特にCliffhangerでは、カナダのD-Wave社が提供する新型マシン「Leap2」を活用したプロジェクトに注力しています。この新型マシンは、量子コンピューティングの力を借りて、より複雑な問題解決を可能にするものです。
新型コロナウイルス対策アプリの発表
Blueqat Summitでは、Cliffhangerが「Leap2」を使用して開発した新型コロナウイルス対策のためのアプリケーションについての発表がありました。AIと量子コンピュータの融合により、地域医療への支援を目指すこのアプリは、データ分析や予測において、従来の技術よりも高い精度を持つと期待されています。
このプロジェクトにおいては、専門的なデータ解析を行い、ヘルスケア現場での迅速な意思決定をサポートすることを目的としています。地域医療機関との提携を通じた実装が進んでおり、特に介護分野におけるAIの導入が進められています。
Cliffhangerの取り組み
Cliffhanger株式会社は、2019年に設立された企業で、AIや深層学習技術を活用した社会実装サービスを提供しています。ヘルスケア、アドテクノロジー、リテールなど多岐にわたる分野での展開を図り、特に医療分野においては地方医療機関との連携を強化しています。
本年度は、MDR株式会社と提携して、ヘルスケア分野における量子アニーリングPoC事業に注力する計画です。これにより、量子コンピュータのさらなる活用を推進し、最新技術を医療現場に持ち込むことで、社会全体の健康向上に寄与していく狙いがあります。
参加登録情報
「Blueqat Summit Tokyo 2020 s/s」への参加登録は、
こちらのリンクから可能です。イベントの詳細や参加者の発表を通じて、最新の量子コンピュータ技術に触れる良い機会となるでしょう。
会社概要
Cliffhanger株式会社について、以下のような情報をお伝えします。
- - 代表者: 川嶋 直
- - 所在地: 東京都港区北青山2丁目7-20 猪瀬ビル2F
- - 設立: 2019年10月18日
- - 事業内容: AI/深層学習社会実装サービス、ヘルスケア分野の量子コンピューティング研究開発
- - 公式サイト: CliffhangerのWebサイト
今後のCliffhangerの活動にぜひご注目ください。