絹谷幸二 天空美術館 後期展
2024-07-04 17:38:09

積水ハウス「エネルギー ~自然界の神々~」後期展:絹谷幸二が描く神々の力と自然への畏怖

積水ハウス「エネルギー ~自然界の神々~」後期展:絹谷幸二が描く神々の力と自然への畏怖



大阪の梅田スカイビルにある「絹谷幸二 天空美術館」では、2024年7月5日から12月8日にかけて、「エネルギー ~自然界の神々~」後期展が開催されます。

本展では、生命の根源である自然界のエネルギーに焦点を当て、その力を象徴する神々を描いた絹谷幸二の作品を展示。神話や神獣、神像が放つ圧倒的な迫力は、観る者を神々の世界へと誘い込みます。

絹谷幸二は、自然の力と人類の未来について、深い思索を続けてきました。彼の作品には、現代社会が抱える問題への警鐘と、自然への畏敬の念が込められています。同時に、そこには「生きる知恵」を求める祈りが感じられます。

後期展の見どころ



後期展では、今年の干支である「辰」に因んだ「龍七連作」を初公開。金閣寺や二条城など、京都の名所と龍神が描かれたこの作品は、絹谷幸二の芸術理念である「不二法門」を体現しています。

また、静謐な情景の中に生命のエネルギーが息づく「渡岸寺十一面観音」など、自然への畏怖の念と安寧の世への願いを込めた力強い作品の数々を展示。絹谷幸二が描き出す神々の世界を通じて、自然の力と向き合うことの大切さを改めて感じることができます。

絹谷幸二について



絹谷幸二は、1943年生まれの日本の現代画家です。東京藝術大学大学院壁画科を修了後、ヴェネツィア・アカデミアに留学。フレスコ画の技法を習得し、独自の芸術世界を築き上げてきました。

1997年には長野冬季五輪公式ポスター原画を制作するなど、半世紀以上にわたって日本の美術界を牽引してきました。2014年には文化功労者顕彰、2021年には文化勲章を受章しています。

絹谷幸二 天空美術館について



2016年にオープンした「絹谷幸二 天空美術館」は、絹谷幸二の作品を展示するだけでなく、3DやVR映像など、体験型のコンテンツも楽しめる美術館です。館内には、ワークショップスペースやカフェも併設されており、眺望も抜群です。

自然の力を感じ、生命の尊さを考える



「エネルギー ~自然界の神々~」後期展は、私たちが生きていく上で忘れてはいけない自然の力と、生命の尊さを改めて考えさせてくれる貴重な機会です。ぜひ、この機会に絹谷幸二の世界に触れてみてください。

開催概要

会期: 2024年7月5日(金)~2024年12月8日(日)
会場: 絹谷幸二 天空美術館(梅田スカイビル タワーウエスト27階)
入館料: 一般1,300円、大学・高校・中学生800円、小学生以下無料
アクセス: 大阪市北区大淀中1-1-30 梅田スカイビル タワーウエスト27階
* 公式サイト: https://www.kinutani-tenku.jp



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