コメリと下市町が災害時物資供給協定を締結！地域を守る取り組み

コメリが下市町と協定を締結

2025年11月27日、株式会社コメリのNPO法人コメリ災害対策センター（理事長：捧雄一郎）は、奈良県下市町との「災害時における物資供給に関する協定」を締結します。この協定は、災害時に必要な物資を適切かつ迅速に供給し、地域の安全と安心を支えることを目的としています。

コメリの挑戦

コメリは2005年に設立されて以来、全国各地で災害時の迅速な物資供給を実現するため、自治体と連携を深めてきました。特に、2004年の新潟・福島豪雨や新潟県中越地震の経験から、地域における災害対策の重要性を痛感し、この取り組みが始まりました。現在、全国で既に1,195の自治体と協定を締結し、物資供給の拡大に努めています。

協定の内容

今回の協定によって、コメリは下市町の災害時に必要な物資を提供することが明確に定義されます。具体的には、避難所用のトイレや手袋、飲料水、食器、復旧用品などが含まれます。これらの物資は、災害が発生した際に地域住民に率先して届けられ、安心して生活できる環境づくりに寄与します。

過去の取り組み

これまでコメリは、中越沖地震や東日本大震災、熊本地震などの大規模災害時においても、迅速に物資を供給してきました。特に注目すべきは、2023年1月に達成した1,000件目の協定締結（静岡県伊豆の国市）で、多くの自治体との連携を強化しています。また、さまざまな物資の供給に加え、被災地支援において業界内外からも高い評価を得ています。

地域密着のコメリ

コメリは地域に根ざした企業として、単に商品を提供するだけでなく、地域住民と共に未来を築く存在でありたいと考えています。店舗はただの買い物の場ではなく、地域の人々が集い、交流し、笑顔を生む場所であるべきです。このように地域住民と密接に連携し、必要なものを提供することで、災害時にも地域の強い味方といえる存在となるでしょう。

未来への展望

コメリは今後も、地域にとってのライフラインとして、物資供給のネットワークを拡大し、災害時に頼りにされる企業であり続けることを目指します。また、災害時の備えに加え、日常生活においても人々の暮らしをより豊かにするための取り組みを続けていきます。

下市町との提携はこの一環であり、コメリがあることで「ここにコメリがあってよかった」と言われる地域づくりを目指すことで、地域全体の力となることを期待しています。