大阪と東京のM&A
2025-12-10 18:22:25

大阪と東京のIT企業、M&Aで新たな事業展開を決意

日本のIT業界に新たな風を吹き込むM&A



このたび、大阪のソフト受託開発会社「ミニコンデジタルワーク」(現在の社名は株式会社OLDE)と、東京のITシステムインテグレーターである「パワーソリューションズ」間で、M&Aが成功裏に成立しました。この取引は、両社の将来に対する密接なビジョンの共有があったからこそ実現したものです。

M&Aの背景



ミニコンデジタルワークは、大阪に本社を置き、エンジニア派遣事業を展開していました。しかし、社長である田淵氏が健康上の不安を抱え、また後継者の不在が深刻化したため、事業承継の方法を模索していました。さらに、同社はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)領域に特化した技術を持ち、この強みを生かしたいと考えていました。

一方、パワーソリューションズはRPA分野での人材を増やす必要があり、ミニコンデジタルワークの技術と人材との相乗効果が期待できると判断。こうして両社の思惑が合致し、M&Aの運びとなったのです。

取引の効果



M&A成立後、OLDEは飛躍的に成長を遂げています。RPAに関わるメンバーは2名から17名に増加し、資格取得者もゼロから14名に増えました。さらには、売上や利益も好調に推移しており、職場環境も改善され、社員の満足度も高い結果を得ています。これは、M&Aを選択したことで得られた予想外の成果といえるでしょう。

この成功は、事業を継承したOLDEが持つ技術力を活用し、さらに成長を追求していく意欲が反映されています。

担当者のコメント



M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の担当は、企業情報部次長の大木一樹氏(公認会計士)と部長の安田直人氏。彼らは、両社の価値を最大限に引き出す取引を実現すべく、尽力しました。

「今回のM&Aは、業界の発展に寄与できるものと確信しています。OLDEの強みであるRPA技術を活かし、より多くの価値を創造することを期待しています」と大木氏は述べました。

会社概要



OLDE (旧:ミニコンデジタルワーク)


  • - 代表者: 田淵 正信 氏
  • - 所在地: 大阪府大阪市
  • - 事業内容: SES、ソフト受託開発、システム運用
  • - M&Aの目的: 後継者不在のため

パワーソリューションズ


  • - 代表者: 藤田 勝彦 氏
  • - 所在地: 東京都千代田区
  • - 事業内容: コンサルティング、DXソリューション、システム設計・開発など
  • - M&Aの目的: 人材獲得、事業発展のため

おわりに



このように、M&Aは単なる企業統合に留まらず、企業の発展や社会全体に新しい価値を提供する手段となり得ます。今後も注目が集まるこの領域で、両社のさらなる成長を期待しています。


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会社情報

会社名
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲セントラルタワー36階
電話番号
03-6770-4305

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