高知龍馬空港で新たなアート作品「Crysta lu buntan」が展示開始

新作アート「Crysta lu buntan」が高知龍馬空港で展示

高知龍馬空港の1階到着ロビーにて、中島匠一氏が手掛けた新作アート「Crysta lu buntan」の展示が始まりました。このアートは、高知県の特産品である水晶文旦をモチーフにした作品で、展示期間は2019年7月31日から8月31日までの予定です（終了日は変更の可能性があります）。

Crysta lu buntanの魅力

「Crysta lu buntan」は、その名の通り水晶文旦にインスパイアを受けた作品です。中島氏は、この文旦の美しい透明感と輝きに強い感動を覚え、その体験からアートを形にしました。この作品は、文旦の持つ魅力を最大限に引き出し、見る人々に新たな感動を与えます。また、鉱物の水晶をイメージしたデザインが特徴的で、スワロフスキーを使用することで、細かな輝きを表現しています。

さらに、このアートは中島氏と高知空港の担当者との偶然の出会いから生まれたものです。「高知の財布」で大きな話題を呼んでいた中島氏に対し、空港側からのオファーがありました。この機会を逃さず、約6ヶ月間の試行錯誤を経て、大作を完成させました。

アーティスト中島匠一の軌跡

中島匠一氏は、2017年に大阪芸術大学を卒業後、独自のアートブランド「高知」を立ち上げ、その名を広めてきました。「高知の財布」は、その活動の一環として生まれた作品で、アラビア書道と日本語文字を融合させたデザインが特徴です。

彼は社会風刺や自然科学をテーマにしたインスタレーションアートを展開し、多くのアートイベントにも参加しています。その活動は国内外で注目を集めており、彼の作品を通じて高知の魅力を広めることを目指しています。

展示の見どころ

「Crysta lu buntan」は、全長1300mm、高さ1000mmの大作です。作品の前に立つと、文旦の瑞々しさが感じられ、光の当たり方によって異なる表情を見せてくれます。展示スペースは、空港の到着ロビーという特別な場所にあり、多くの旅行者にアートを楽しんでもらう絶好の機会となります。

高知に訪れる人々が、この素晴らしいアートを通じて地域の特産品や文化に触れ、高知の魅力を再発見することが期待されます。今後も、中島匠一氏のアートから目が離せません。