未来のDバンド通信
2026-01-19 11:51:23

アンリツとVTT社が実現した未来のDバンド通信技術とは?

アンリツとVTT社が開発したDバンドの通信技術



アンリツ株式会社とVTT技術研究センター(フィンランド・エスポー)は、次世代通信のためのDバンド(110〜170 GHz)無線通信技術を実証しました。この時点での成功は、超高速通信を実現するための重要な進歩と位置づけられています。Dバンドは、特にバックホールや産業用途、航空宇宙、サービスとしての6Gネットワークに向けて大容量の無線通信を安定的に提供する可能性を秘めています。

Dバンド通信の特徴



Dバンドを用いることで、最大で数十Gbpsに達する超高速のデータ通信が可能になります。今回の実証では、アンリツが開発した試験装置と、VTT社が提供するビームステアリング対応トランスミットアレイ・アンテナシステムが搭載され、実験の信号生成から伝送までの一貫した性能評価が行われました。具体的には、1メートル間の距離で20 Gbpsという通信速度を実現し、最大で7メートルまで安定した通信が確認されました。

新たなテクノロジーとの融合



VTT社製のトランスミットアレイ・アンテナシステムは、軽量でスケーラブルな設計が特徴です。このシステムは、機械的な動作を伴わない電子ビーム制御により、迅速で高精度な信号方向の制御を実現しています。これにより、距離や方向が変わる状況下でも高い信号強度を維持できます。さらに、アンリツの試験装置は、スプリアス特性に優れた信号生成や高精度なRFキャリブレーション機能を持ち、今後の技術展開における信頼性を高めています。

共同の取り組み



アンリツ アドバンスドテクノロジー マーケティング部のCTO、Jonathan Borrill氏は、「Dバンド無線技術の実用化を進めるため、VTT社と協力できたことを嬉しく思います。この共同検証によって、高周波無線接続の実用化に向けて一歩近づけました」とコメントしています。また、VTT社の戦略的パートナーシップディレクター、Tauno Vähä Heikkilä氏も、「この成功は、技術を競争優位性に変える良い例です。VTT社のビームステアリング技術とアンリツの精密計測技術の融合により、Dバンドの市場導入を加速できる」と語っています。

今後、両社は業界パートナーと連携を深め、ユースケースの評価やフィールド試験の準備を進める予定です。これにより、次世代ネットワークにおけるDバンド技術の実用化への道を切り開くことを目指しています。

VTT社について



VTT社は80年以上にわたり、持続可能な成長を推進し、社会や企業に対し最大の課題を技術革新によって解決することを目指しています。イノベーションとビジネスが融合する場所として、様々な分野での成果を生み出しています。さらなる詳細は、VTT社の公式サイトをご覧ください。

また、アンリツの製品やソリューションに関する情報は、公式Facebookでも提供されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。https://www.facebook.com/AnritsuTandM/


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会社情報

会社名
アンリツ株式会社
住所
神奈川県厚木市恩名5-1-1
電話番号
046-223-1111

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