地域の再生可能エネルギーを支える新たな拠点
日本蓄電池株式会社は、宮城県柴田郡川崎町に新たに系統用蓄電施設「NC柴田郡川崎町今宿蓄電所」を設立し、2026年2月13日に受電を開始しました。この施設は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、安定した電力供給を実現することを目的としています。
施設の特長
「NC柴田郡川崎町今宿蓄電所」の定格出力は1,988kW、容量は8,146kWhであり、使用されている蓄電池システムはCATL製です。このシステムと、効率的な運営を支えるためにTMEIC製のパワーコンディショナ(PCS)が採用されています。これにより、需要と供給の調整を行い、厳しい電力需給バランスの課題に対処することが可能となります。
施工は鈴木電機株式会社が担当し、地域の特性を考慮した設計がなされています。これにより、環境保全への配慮もなされており、安全性の高い施設となっています。
背景
再生可能エネルギーの普及が進む現在、その電力料の管理が大きな課題です。このような背景の元、蓄電池が役立つことが期待されています。蓄電池は風力や太陽光などの変動するエネルギー源を安定的に活用するためのキーデバイスであり、この施設はそれを実現する拠点と言えるでしょう。
特に、JEPX(卸売市場)、需給調整市場、容量市場との連携により、効率的な電力の運用が行われることになります。また、災害時には地域の電力供給を支える防災拠点としての重要な役割も果たしており、地域のレジリエンスを高める一助となることが期待されています。
今後の展開
日本蓄電池株式会社は、今後も全国各地で系統用蓄電プロジェクトを推進し、地域社会や自治体、企業との連携を強化していきます。これにより、持続可能な脱炭素社会の実現とともに、災害対応能力の向上にも力を注いでいく方針です。
会社概要
日本蓄電池株式会社は東京都千代田区に本社を置き、系統用蓄電池施設の開発・運営を手がけています。代表取締役社長は漆原秀一氏で、法人のウェブサイトは
こちらです。
施工を担当した鈴木電機株式会社は、栃木県那須塩原市を拠点とし、エネルギーシステムや電機工事事業に携わる企業です。さらに、設備構成はTMEICによって設計・提供されており、パワーエレクトロニクス機器の開発・製造を担当しています。これらの企業が連携して、地域のエネルギーインフラの向上に貢献しています。
この新しい蓄電施設の運用が始まることで、地域社会はより安定した電力供給の恩恵を受けることができると共に、持続可能な未来への一歩を踏み出すことになります。