乾電池寄贈で福祉支援
2022-09-26 10:00:02
乾電池寄贈プロジェクトが福祉施設を支える活動の舞台裏
乾電池寄贈プロジェクトの取り組み
プロジェクトの背景
イヤホンガイドという製品をご存じでしょうか?このデバイスは、観光地で団体ツアーを行う際に用いる無線機で、1997年にサービスがスタートして以来、年に70万台以上も使用され続けている非常に人気があります。その特性は、単3乾電池1本で動作し、訪れる観光客に均一なサービスを提供することにあります。このレンタル時には新しいアルカリ乾電池を使い、使用後の乾電池は通常捨てられてしまうのが通例です。しかし、これが環境への負担につながることが課題となっていました。
SDGsへの取り組み
近年では、環境への配慮が重要視されており、特にSDGs(持続可能な開発目標)に向けた対応が求められるように。そこで、株式会社ケンネットは、使用済みの乾電池が再利用できる方法を模索し始めました。約1年前から開始した「リユース乾電池プロジェクト」は、不要な乾電池が福祉施設などで有効に使われる道を築くことを目指しています。その結果、これまでに18万本以上の乾電池が全国の福祉・児童施設に寄贈され、非常に好評を得ています。
寄贈先の声
寄贈された施設からは多くの感謝の声が寄せられています。たとえば、社会福祉法人北野会の職員は、「物価高騰の中で、助けられました」とコメント。常に電池を消費する施設にとって、この寄贈は大きな支えになっています。別の施設では、障がいを持つ子どもたちが利用する玩具のために活用されるとのこと。赤十字子供の家では、「限られた予算内で我慢することもあったが、助かりました」との声もありました。
今後の展開
ケンネットは、このプロジェクトを今後も「みんなで使おうリユース乾電池プロジェクト」として展開し、寄贈先を増やしていく計画です。SDGsの目標を実現するため、より多くの人々に持続可能な社会の重要性を伝えていくため、さらなる努力を続けていく方針です。現在も寄贈先の募集を行っており、協力を希望する方々の参加が期待されています。
会社概要
このプロジェクトを推進している株式会社ケンネットは、東京都中央区築地に本社を構え、イヤホンガイドの製造や販売、保守サービスを行っています。観光業に根ざした企業として、地域社会への貢献を続けている企業です。
まとめ
ケンネットの乾電池寄贈プロジェクトは、SDGsにも寄与しながら地域社会を支える重要な取り組みへと成長しています。今後のさらなる活動に注目が集まる中、皆さんもこの動きに sensibilizationをしてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ケンネット
- 住所
- 東京都中央区築地6-17-4リードシー築地ビル
- 電話番号
-
03-3524-2201