キャッシュレス経費精算の強化
2019-09-09 14:00:45

コンカーがタクシー配車サービスと提携しキャッシュレス経費精算を推進

コンカーがキャッシュレス経費精算を加速



ビジネス界におけるキャッシュレス化が進む中で、株式会社コンカーは新たにタクシー配車サービス「DiDi」を含む3社との提携を発表しました。この動きは、経済産業省が掲げる「キャッシュレス・ビジョン」に基づいており、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に引き上げることが狙いです。

ビジネスキャッシュレス構想



コンカーは「ビジネスキャッシュレス構想」をもとに、出張や経費、請求書管理といった間接業務のキャッシュレス化を推進しています。具体的には、交通系ICカードやQRコード決済といったキャッシュレス決済手段を利用しつつ、出張管理や経費精算に関連する外部サービスやモバイルアプリとの連携を強化します。これにより、経費の利用から精算まで、スムーズにキャッシュレスで行うことが可能になります。

既に、主要な鉄道会社のSuicaとの連携実験が進行中であり、利用履歴データが自動的にまとめられる仕組みが整っています。さらに、「SAP Concur App Center」も拡充し、多様な外部サービスとの連携を進めています。

新たに提携したサービス



今回新たに連携するサービスは、以下の3社です。

1. タクシー配車サービス「DiDi」



DiDiモビリティジャパンによって提供されるこのサービスは、AIを活用し、タクシーの配車から決済までをスマートフォン一つで行うことができます。このサービスは、Concur Expenseにおいて利用明細や電子領収書が自動的に連携される予定です。

2. 空港送迎サービス「SmartRyde」



ディーエルジービーが提供する空港送迎サービスは、厳選されたドライバーによる事前予約が可能で、日本語のカスタマーサポートも提供しています。こちらもConcur Expenseとの連携が計画されており、利用明細が自動で統合されることになります。

3. 法人プリペイドサービス「FEEDER法人プリペイドカード」



株式会社エムティーアイによるこのサービスは、法人の経費をチャージ方式で利用できるプリペイドカードです。全社員が利用可能で、現金や立て替えが不要になります。このサービスもConcur Expenseとの連携が予定されています。

企業の声



提携を発表した各社の代表は、キャッシュレス化がもたらす利便性向上と業務効率の重要性を強調しました。特に、タクシー配車の利便性や、出張時の移動体験を向上させること、さらには経費精算業務の効率化を事業目標として掲げています。

経費管理の未来



コンカー社長の三村氏は、企業の生産性向上が喫緊の課題であること、そして今後のキャッシュレス化の進展が日本企業の成長を支援すると語っています。少子高齢化が進む中、効率的な経費管理はますます重要になってきています。

このように、コンカーは他社との連携を強化することで、日本のビジネスにおけるキャッシュレス化をさらに加速させ、企業の成長を後押ししているのです。

詳細についてはコンカーの公式ウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社コンカー
住所
東京都千代田区大手町1-2-1三井物産ビル
電話番号
03-6737-4300

関連リンク

サードペディア百科事典: キャッシュレス DiDi コンカー

Wiki3: キャッシュレス DiDi コンカー

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