ダイナミックマッププラットフォームがCES 2026に初出展
2026年1月、世界最大級のテクノロジーイベント「CES 2026」において、日本のダイナミックマッププラットフォームが初めて出展します。開催地はアメリカのラスベガス。このイベントは、自動運転技術や先進運転支援システム(ADAS)の最新動向が集まる場として注目されています。当社は、これまでの取り組みを土台にした新たな技術を紹介し、自動運転の未来をさらに切り開くことを目指しています。
自動運転向けの先進的ソリューション
出展では、高精度3次元データを用いた自動運転やADAS向けのソリューションに関する展示も行われます。また、開発中のAIプラットフォームも初めてお目見え。これにより、ユーザーは自然言語を用いて当社の高精度データから様々な情報を得ることができるようになります。
実世界データを解析するAIプラットフォーム
当社が展示するAIプラットフォームでは、生成されたAI技術を活用し、ユーザーが指示文を入力することで、データを解析し、多彩な情報を引き出すことが可能です。例えば、「全米において片道3車線以上の道路はいくつある?」と入力すると、その数とともに2D地図や3Dデータ上で該当部分を確認できます。この技術は自動運転や都市設計、インフラ管理など、幅広い分野での応用が期待されています。
高精度3次元地図データの重要性
自動運転は、複雑な道路環境での精度向上が重要です。当社の「高精度3次元地図データ」は、その精度が高く、交差点の構造や急勾配など、運転時のリスクを軽減する情報を提供します。これは、自動運転やADASの信頼性を高めるための根幹となる要素です。
交通シミュレーションモデルに革命を
さらなる展示として、高精度3次元点群データを用いた交通シミュレーションモデルの構築についても焦点を当てています。これまでは、リアルな道路モデルの作成には膨大な時間が必要でしたが、当社の高精度データを用いることで、現実に即したシミュレーションが迅速に行えるようになります。このデータは、交通事故調査やインフラ管理にも役立つものとして、多くの産業において活用が進んでいます。
対象とする広範な市場
ダイナミックマッププラットフォームは、自動運転技術だけでなく、インフラ管理や除雪支援といった多岐にわたる領域で3次元データの提供を行っています。国内自動車メーカーを中心に、多くの企業が出資しており、現在は北米、欧州、中東、韓国を含む26ヶ国で事業を展開中です。
最後に
当社は、未来の交通技術を形成するために日々革新を続けています。CES 2026での出展は、その一環として、自社の技術を広く知っていただく貴重な機会となります。今後も、自動運転の未来に向けて、国内外の場での宣伝活動を通じてさらなる認知拡大を図っていく所存です。ぜひ、ラスベガスでの私たちのブースにも足を運んでいただきたいと思います。