ジェイアール東海ホテルズ、地域アーティストとの強力な連携で新しい価値を創出
株式会社ジェイアール東海ホテルズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:伊藤彰彦)は、最近、日本ホテル協会の「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」で優秀賞を受賞しました。今回の受賞理由としては、アール・ブリュット作品を制服のデザインに取り入れた取り組みが高く評価されたことが挙げられます。このプロジェクトは株式会社の経営理念である「日本の観光産業と地域社会の発展に貢献する」ことを体現しており、地域との関係を深めていくことを目指しています。
アール・ブリュット作品を取り入れた制服
ジェイアール東海ホテルズでは、創業30周年を記念した制服の刷新プロジェクトを2022年にスタートしました。2024年に全てのホテルで新たな制服が導入され、そのデザインには地域のアトリエで活動をするアート作品が採用されています。この新しい制服の特徴として、女性スタッフにはコサージュスカーフ、男性スタッフにはポケットチーフにアール・ブリュットの作品が使用されています。
具体的には、名古屋マリオットアソシアホテルでは水上真歩さん、名古屋JRゲートタワーホテルでは伊山英吾さん、ホテルアソシア静岡では大石理央さんの作品が取り入れられています。このように、地域のアーティストが参加することで、アートを通して地域の魅力を伝えることを目的としています。
意識改革を促す本プロジェクトの具体的施策
このプロジェクトの実施にあたっては、単なるデザイン変更ではなく、社員一人ひとりが多様性の重要性を理解し、それを自発的に発信できるようにすることが目指されています。具体的な施策としては、以下の3点が設定されています。
1.
アーティストとの連携
障がい者雇用に関して実績のあるグループ会社と連携し、アーティストへの支援体制を確立。また、デザイン使用料の一部を還元し、支援の実効性を高めています。
2.
デザイン選定への社員の参加
デザイン選定においてスタッフの意見を収集し、アーティストの背景やストーリーを共有して、スタッフがその意義を伝えられるようにしています。これにより、地域の魅力を発信し、お客様とも良好なコミュニケーションを築けるものとしています。
3.
啓発活動の展開
アール・ブリュット作品は期間限定で着用され、多様性推進のシンボルとしての役割を果たしています。特に、発達障害啓発週間やSDGs週間といった特別な期間に着用される予定です。
新たな地域アートとの関係の構築
このプロジェクトがきっかけに新たな取り組みが生まれ、名古屋マリオットアソシアホテルではアール・ブリュット作品を室内装飾に取り入れたコンセプトルームの設置が計画されています。さらに、ホテル内のギフトショップではアートデザインによる商品も販売予定です。
結論
ジェイアール東海ホテルズの取り組みは、社会的な関与を表現するだけでなく、アートと地域のつながりを新たに構築するきっかけとなります。多様性を自然に受け入れる文化が浸透し、社員やお客様との距離を縮め、さらなる社会貢献を追求する姿勢が評価されています。このようなプロジェクトは、ホテル業界における新しいスタンダードとして位置付けられることでしょう。