保育と食育の融合!姉妹校での特別コラボ授業をレポート
12月18日、19日の2日間、国際こども・福祉カレッジと国際調理製菓専門学校による特別コラボ授業が開催されました。この授業の目的は、乳幼児期の発達に欠かせない「食育」と「運動」に関する知識を深めることです。両校の学生同士が相互に学び合うことで、より実践的なスキルを身につけることが期待されました。
乳幼児期は、健康な体を育むための基礎を築く重要な時期です。この時期に「食事」と「運動」を意識することは、今後の生活リズムを整えるためにも大切な要素です。講義の内容を通じて、現代の乳幼児の健康に関する課題を理解し、適切な対応策を身に付ける必要性が強調されました。
授業の内容
1日目:運動あそびの理論と実践
1日目には、国際調理製菓専門学校の学生たちを対象に「運動あそびの理論と実践」が行われました。講義を受けた後、こども保育学科の2年生が実際に幼児期の運動遊びを体験しました。これにより、学生たちは、こどもの視点に立ち、「楽しい」と感じることで、運動への意欲がどのように高まるのかを実感しました。運動を楽しむことで、自ずと身体を動かしたくなるということを、心身で体感できる貴重な機会となりました。
2日目:幼児向けの食事づくり
2日目には、国際調理製菓専門学校の教員や健康給食学科の学生から、「幼児向けの食事づくり」に関する授業が実施されました。学生たちは、調理実習を通じて、どのように安全で栄養価の高い食事を作るかを学びました。また、料理における彩りや盛り付けの工夫が、こどもの食に対する興味を引き出す重要な要因であることを理解しました。実習を通じて、こどもが安心して食べられる料理が作れるよう、知識を深めていきました。
学生たちの感想
このコラボ授業に参加した学生たちは、双方の専門性を活かした学び合いができたことに大変満足していました。「食事と運動がこどもの成長と密接に関わることを実感しました」という声もあり、食と運動の関連性の重要性を再確認する良い機会となりました。特に、乳幼児期は心と体の基盤を育てる時期であるため、保育の現場でもどのようにこの知識を活かしていくかを今後の学びの一つとして考えることができました。
このようなプログラムを通じて、食事と運動の関連を学ぶことは、こどもの発達を支える料理や遊びの視点を身につけることにもつながります。その観点から見ても、大変意義深い機会だったと言えるでしょう。
NSGグループの教育理念
国際こども・福祉カレッジは、介護福祉士や保育士の養成施設として知られており、さまざまな面からの体験的な学びを通じて、より実効性の高い教育を提供しています。今後も、福祉分野における人材育成に力を入れながら、教育効果の向上を目指していく方針です。
学校法人国際総合学園
学校長: 羽田春喜
所在地: 新潟県新潟市中央区花園1-1-12
URL: 学校法人国際総合学園
NSGグループについて
NSGグループは、教育事業や医療・福祉・介護といった多岐にわたる事業を展開しており、地域を豊かにするための取り組みをしている企業グループです。地域を活性化することを目的に、さまざまな事業を手がけています。
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