宇宙ビジネスを支える新スタートアップsorano meの取り組みとは
宇宙産業が注目される中、宇宙ビジネスに焦点を当てた新たなスタートアップが登場しました。それが、株式会社sorano me(ソラノメ)です。最近、彼らはFGN ABBALabからの資金調達を成功させ、事業拡大に向けた人財基盤の強化を図っています。sorano meは「わたしたちの日常を、宇宙ビジネスで豊かにする。」というビジョンのもと設立され、世界的な宇宙ビジネスに貢献することを目指しています。
創業メンバーは多彩な経歴を持ち、宇宙業界に限らず、大学の教授やメディア関係者、コンサルティング企業の専門家などが集結しています。代表の城戸氏を含め、全員が副業の形でプロジェクトに関与しているというユニークなスタイルが特徴です。
主要事業の紹介
現在、sorano meは主に2つの事業を展開しています。
1. 伴走型支援事業
この事業は、企業の新規事業を月額定額でサポートするもので、特に宇宙メディア「宙畑-sorabatake-」や宇宙広報団体「TELSTAR」等の運営に基づく知見を活かしています。具体的には、人工衛星から得られるデータや通信インフラを用いた新規事業開発の支援を行い、これまでにも大手電気メーカーや通信会社などに導入してきました。その結果、各社の強みを引き出すための事業企画提案が実現しています。
加えて、海外の宇宙スタートアップのビジネスモデルを分析したコンテンツも提供しており、業界のトレンドを追う企業にとって貴重な情報源となっています。
2. 宇宙ビジネス専門人財基盤の構築
この事業は、宇宙ビジネス市場の成長を促進するために必要な「企画推進人財」や「柔軟な思考を持つ宇宙専門人財」を育成することを目的とします。コミュニティの形成や人材育成に努めており、日本航空宇宙学会の宇宙ビジネス共創委員会とも連携し、アカデミックとビジネスを繋ぐセミナーの開催なども行っています。
資金調達の意義
今回の資金調達は、これらの伴走型支援事業の拡大および柔軟な働き方を促進するための人財基盤の強化に活用されます。特に「副業から宇宙ビジネスに触れることができる」という理念を持ち、新たな人材の登用を目指しているのが特徴です。
sorano meは、宇宙ビジネスに関心を持つ有志が集う場を提供し、人材の総量を増やすことで、豊かな社会の実現へ向けた取り組みを続けています。今後の発展が期待されるsorano meの活動に、注目が集まります。
会社概要
- - 会社名: 株式会社sorano me(ソラノメ)
- - 代表者: 代表取締役社長 - 城戸 彩乃
- - 住所: 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル 12F DMM.makeAKIBABase 2105
- - 設立: 2019年10月4日
- - ホームページ: sorano me公式サイト
結論
宇宙ビジネスが未来の成長戦略として期待される中、sorano meはその一翼を担うことで、我々の生活を豊かにする要素を提供し続けるでしょう。今後のサービス展開に目が離せません。