東レアローズ滋賀と敦賀市が手を組んだ特別な交流会
2025年8月16日、福井県敦賀市のアル・プラザ敦賀で、バレーボールのトップリーグで活躍する東レアローズ滋賀の選手と市内の小・中学生との交流会が開催される。このイベントは、スポーツを通じて子どもたちに夢や目標の大切さを伝えるために企画されたもので、地元の子どもたちがトップアスリートと直接触れ合う貴重な機会となる。
交流会では、東レアローズ滋賀の選手たちが参加し、参加者は事前に募集されたバレーボール経験者の小・中学生の各30名の選手たち。イベントでは、選手への質問タイムが設けられており、子どもたちは憧れの選手たちに直接疑問をぶつけることができる。
このような交流会の背景には、敦賀市がかつて「バレーボールの町」と称されていたことがある。過去には地域に所属するトップリーグのチームが存在したが、現在はその姿を見なくなり、“選手と直接会える機会が減っている”という現実があった。そこで平和堂が東レアローズ滋賀とのパートナーシップを活かし、地域の子どもたちを元気づけるためにこの交流会を実現した。
地元との繋がりを深める平和堂
平和堂は敦賀市との結びつきを大切にしており、1973年には初めて滋賀県以外に店舗を開業した地域でもある。また、健康推進の一環として、アル・プラザ敦賀に健康ステーションを設置し、毎月健康イベントも行っている。これにより、地域住民との交流の場を提供し、信頼関係を築いている。
今回の交流会はスポーツ振興課との初めての取り組みであり、地域の活性化に寄与することが期待されている。子どもたちが参加することを通じて、彼らが夢や目標を持つことの大切さを感じてもらうことが目的だ。
交流会の実施概要
交流会の概要は以下の通りである。
小学生の部: 13:00〜13:50
中学生の部: 14:00〜14:50
- - 場所: アル・プラザ敦賀1階 セントラルコート
- - 参加選手: 東レアローズ滋賀
- 田代佳奈美 選手(セッター)
- 松岡芽生選手(リベロ)
- 樫村まどか 選手(ミドルブロッカー)
- - 内容: 選手への質問タイムなど
- - 参加条件: バレーボール経験のある敦賀市内の小・中学生(各30名)
未来への希望を育む
平和堂は、今後も子どもたちが夢を追い続けられるよう、様々な取り組みを進める方針だ。このような活発な動きが地域に新しい風をもたらし、子どもたちがスポーツの楽しさや目標の大切さを感じる機会を増やすことにつながればと考えている。地域に密着した活動を通じて、多くの人々が心をひとつにし、バレーボール文化の復活や次世代のアスリートたちの育成に貢献したいとの願いが込められている。この交流会が、若きアスリートたちにとってかけがえのない経験となり、彼らの未来をより明るいものにすることを願ってやまない。