収益不動産の企画・設計・販売を手掛ける株式会社アズ企画設計(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本俊人、証券コード:3490)が、2025年2月期から2027年2月期までの新たな中期経営計画を発表しました。同社は、今回の計画で「営業利益」と「1人あたり営業利益」を重要な指標として掲げ、積極的な事業展開と収益改善を目指します。
今回の発表によると、中期経営計画の最終年度である2027年2月期には、営業利益10.8億円、1人あたり営業利益1,800万円を目標としています。これは、1人あたり営業利益で昨年度比1.5倍、営業利益では初の2桁億円という、高い目標設定となっています。
目標達成のため、同社は既存の販売事業の規模拡大に加え、2つの新たな取り組みを推進していく予定です。1つは、営業利益向上に向けた施策で、売上拡大やコスト削減、効率化などに取り組むことで、収益性を高めていきます。もう1つは、社外との連携を強化することで、新たな事業機会の創出や競争力強化を目指します。
また、同社は中期経営計画期間中における配当方針も明示しました。昨年度は1株あたり20円の配当を実施しましたが、今後、業績に基づいて配当の引き上げも検討していくとしています。
アズ企画設計は、「空室のない元気な街を創る」という理念のもと、収益改善が必要な不動産を取得し、再生に取り組んでいます。同社の今後の事業展開は、収益不動産業界全体の活性化にも大きく貢献すると期待されます。