BBIXとSB C&Sが新たな協業を発表
BBIX株式会社とSB C&S株式会社は、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange」(OCX)を活用して、新たなモバイルデータ通信サービス「CAS Connect」を提供するために協業を開始しました。今後、両社の連携が企業の通信サービスに新しい風を吹き込むと期待されています。
OCXとは何か?
OCXは、BBIXが提供するクラウド型ネットワークサービスで、BBSakura Networks株式会社と共同で実現しています。このサービスは、高いセキュリティと低遅延、多くの拡張性を誇り、顧客のニーズに合わせたネットワーク接続を提供します。春には新たなモバイル回線サービス「OCX Mobile Access」が登場予定で、これにより、IoTデバイスやデータ通信端末からも、いつでもどこでもシームレスにクラウドやオンプレミス環境へ接続できるようになります。
CAS Connectの魅力
SB C&Sは、このOCXを活用して「CAS Connect」と呼ばれるオリジナルのモバイルデータ通信サービスを展開予定です。このサービスは、ハードウェアメーカーや販売パートナーに合わせた様々な料金プランやデータ容量、セキュリティプランを提供することで、柔軟なニーズに応えます。特に、企業向けの通信ニーズが多様化する中、これらのプランは重要な役割を果たすことでしょう。
今後の展望
BBIXとSB C&Sは協業を通じて、約1万3,000社に及ぶSB C&Sの販売ネットワークとBBIXの商用インターネットエクスチェンジを活用して、さらなるビジネスの創出に貢献します。事業者間のコラボレーションが新たな価値を生むことが期待されています。両社の代表者は、この提携が企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを強調しており、通信環境のセキュリティ向上や新しいビジネスモデルの創造に注力する考えを示しています。
企業概要
BBIX株式会社
BBIXはソフトバンクの子会社として2003年に設立され、インターネットエクスチェンジ事業を中心に成長してきました。2022年には、プラットフォーム事業としてクラウド型ネットワークサービス「OCX」の提供を開始し、その後、全国のデータセンター事業者とのパートナーシップを強化し続けています。
SB C&S株式会社
SB C&SはIT流通ビジネスを基盤に、新たなビジネスモデルを模索し、法人向けにはクラウドやAIを駆使したソリューションを展開する企業です。コンシューマ向けでも豊富な商品ラインを持ち、顧客に多様な選択肢を提供しています。
今後も両社は本協業を通じて、進化し続ける通信インフラの重要性を再認識し、共に正確な情報を提供し続けることに努めます。
お問い合わせ先
本件に関する詳細は、SB C&Sの公式ウェブサイトをご覧ください。