Capichiとファンくるの提携
2024-09-11 12:12:57

ベトナムのCapichiとファンくるが業務提携で顧客体験を向上、飲食業界に革新をもたらす

ベトナムのスタートアップCapichiとファンくるが業務提携



提携の背景と目的



2024年9月、ベトナムを拠点とするスタートアップであるCAPICHI PTE. LTD.(以下、Capichi)と、日本の体験型情報サイト「ファンくる」を運営する株式会社ファンくるが、業務提携を締結しました。この提携は、飲食店における顧客体験をデータを通じて可視化し、満足度の向上を目指しています。

Capichiは、日本国内でフードデリバリーやレストラン予約サービスを手掛けており、最近ではモバイルオーダーサービスの展開にも力を入れています。これに対し、ファンくるは顧客の声を適切に捉え、そのデータを活用して飲食店のサービス向上を図っています。

具体的な取り組み



提携により、2024年8月からCapichiに掲載されている飲食店を対象に、顧客からのフィードバックを集めるためのカスタマーサクセス調査を実施しています。現在、収集したデータの分析が進められており、今後のサービスの質向上に役立てる予定です。

特に、Capichiの多言語対応モバイルオーダーサービス「Capi Order」は、日本における観光業に向けたインバウンド対策としても有効です。このサービスは、大手旅行会社との提携や、大手POSサービスとのシステム連携を通じて日本国内で展開されており、飲食店側でも利用しやすい環境が整備されています。

投資提携と展望



また、Capichiは東証プライム市場に上場している株式会社クレスコと資本業務提携を結び、クレスコを通じて日本全国での展開を進めています。Capi Orderの導入店舗でもファンくるの顧客満足度調査を実施し、リアルタイムで得られたフィードバックを分析することで、さらに質の高いサービスへとつなげていく方針です。

将来的には、ベトナムで展開しているフードデリバリーサービスやレストラン予約サービスにもファンくるのシステムを導入し、顧客の意見を定量的に分析することを通じて、全体的な顧客体験の改善を図ります。

経営者のコメント



ファンくるの代表取締役社長である山口敬人氏は「ファンくるは顧客の声を可視化・定量化する特許技術を持ち、これを今後AIと組み合わせることでサービスの向上を図ります。Capichiとの提携を通じて国際的な顧客体験向上に寄与できることを嬉しく思います」と述べています。

一方、Capichiの代表取締役森大樹氏も「この提携により、顧客ニーズの数値化、分析、改善という仕組みを整えることで、より多くの顧客に満足いただけるサービスの提供を目指してまいります」と意気込みを語りました。

まとめ



Capichiとファンくるの業務提携は、飲食業界において顧客体験をデータ-drivenで向上させる新たな試みです。両社の連携により、飲食店の顧客満足度がどのように改善されていくのか、今後の展開が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Capichi
住所
112 ROBINSON ROAD #07-04, ROBINSON 112 SINGAPORE
電話番号

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