マインドフルネスの新たな試み
東急不動産ホールディングス(東急不動産HD)は、健康経営と働き方改革の一環として、最新のメディテーションポッドを自社の新本社ビル「渋谷ソラスタ」に設置しました。このメディテーションポッドは、日本における初めての取り組みであり、社員の心身の健康を促進するための実証実験のプラットフォームとなります。実証実験は、2019年9月30日から11月15日までの約1ヶ月半にわたり、10名の社員を対象に行われます。
新本社ビル「渋谷ソラスタ」の特徴
新たに開設された「渋谷ソラスタ」は、革新的なオフィスデザインを備えています。従業員が健康に働ける環境を整え、企業の持続的成長を支えることを目的としています。メディテーションポッドの設置は、その一環として位置づけられ、ストレス管理や心の平穏を図る施策の一部です。
メディテーションポッドの詳細
このメディテーションポッドは、アメリカのオープンシード社が開発したもので、メディテーションに最適化されています。周囲の音や光を遮断する設計となっており、リラックスできる環境が整っています。また、ポッド内では、心地よい重低音が流れるスピーカーとヒーリング効果のあるLED照明が融合し、心を穏やかにする演出が施されています。
さらに、受付ではソニーモバイルコミュニケーションズのコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」が導入されています。このロボットが利用者をサポートし、メディテーションの体験をよりスムーズに進められるように配慮されています。また、脈波を測定して心のバランスを評価するプロジェクトも併せて実施し、他の運用可能なメディテーションの効果を科学的に検証します。
専門家の監修
実証実験には、産業医の監修の下、参加者の健康状態が細かに記録されます。これにより、メディテーションポッドがどのような効果を持つのかを科学的に明らかにすることが期待されています。
Russell Mindfulness Entertainmentの役割
このプロジェクトは、ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパン株式会社(RMEJ)とアメリカのRussell Mindfulness Entertainment Inc.の協力により実施されます。RMEJは、マインドフルネスの普及を目指し、エンターテインメント要素を取り入れながら、より多くの人に心の健康の重要性を伝える活動を行っています。
まとめ
東急不動産HDの新たな試みであるメディテーションポッドの設置は、従業員の健康と生産性の向上を図る重要なステップです。今後の実証実験の結果が期待される中、マインドフルネスの実践が企業文化として根付くことを願ってやみません。渋谷という場所から、健康的な働き方の新たなモデルが生まれるのを見守りたいと思います。
【お問合わせ】
Russell Mindfulness Entertainment Japan 公式サイト:
russellme.com