名古屋鉄道、多言語サービスと乗降支援窓口の新設を発表

名古屋鉄道、サービス向上の新たな一歩

名古屋鉄道は、2025年11月1日（土）に電話のお問い合わせ窓口において多言語サービスを充実させ、新たに『多言語ご案内のお問い合わせ』を開設することを発表しました。この取り組みは、国内外のお客様に向けたサービス向上を目指しており、特に外国からの利用者が増加傾向にある今、安心して鉄道を利用してもらうための重要なステップです。

多言語ご案内のお問い合わせについて

新設される「多言語ご案内のお問い合わせ」では、電話番号0570-00-1270において、様々な言語による対応が行われます。対応時間は9時から18時までで、サポートできる言語は以下の通りです。

- 英語
- 中国語
- 韓国語
- スペイン語
- ポルトガル語
- タイ語
- ベトナム語
- タガログ語
- インドネシア語
- ネパール語
- ヒンディー語
- フランス語
- ロシア語

このサービスは通話料のみで利用でき、お客様が言語の壁を意識せずに安心してお問い合わせができるよう配慮されています。特に、外国から訪れる旅行者にとっては、名古屋の観光地や鉄道システムをスムーズに利用するための大きな助けとなるでしょう。

乗降お手伝いの専用ダイヤルの設置

さらに、名古屋鉄道では、駅員無配置の駅でもお客様がスムーズに乗降できるよう、新たに『駅での乗降お手伝いのお問い合わせ』専用ダイヤルも設けることとなりました。電話番号0570-55-0155で、対応時間は6時から23時までです。

このサービスは、特に車いすを利用される方や何らかの支援が必要な方を対象としており、事前に駅員に連絡することで、必要なサポートを受けられる体制が整います。いままでは複数の主要駅での受付が行われており、どの駅に連絡するか分からないという問題がありましたが、統一された窓口の設立により、お客様がより簡単にサービスを利用できるようになります。

より充実したお問い合わせ窓口

名古屋鉄道の新しいお問い合わせ窓口は、今後ますます便利に利用できるよう、常に進化していきます。具体的には、名鉄電車やバスの利用案内を提供する『名鉄チャットボットサービス』や、忘れ物に関する専用フォームも導入され、メールでの問い合わせも容易になり、これまで以上にスムーズなコミュニケーションが期待されています。

名古屋鉄道は今後も、お客様に寄り添った安心・安全な鉄道サービスの提供を目指し、様々な施策を実施していく方針です。これらのサービスは、2026年3月までに順次公表を終了し、ホームページなどでの詳細な案内も行う予定です。