画期的なコーヒーの楽しみ方、メリタ流速フィルター
2025年8月、メリタジャパン株式会社が新たに発表した「流速コーヒーフィルター」が、SCAJ2025 NEW PRODUCTS AWARDでグッドプロダクト賞(一般投票部門)を受賞した。これはコーヒー愛好家にとって喜ばしいニュースで、このフィルターはまさにコーヒーの新しい楽しみ方を提供するものだ。
メリタは、1908年にドイツで設立されたコーヒーブランドであり、世界で初めて「ペーパードリップシステム」を考案したことで知られている。そのため、今回の新製品も非常に注目されるべきものである。
流速コーヒーフィルターの特徴
「流速コーヒーフィルター」は、その名の通り、ハンドドリップの際の流速を手元のレバーで自在に操作できる年一の製品である。つまり、自分好みのコーヒーの味わいや確実な再現性を追求することが可能になった。
このフィルターは、名高いバリスタ・深山晋作氏との共同開発によって誕生した。深山氏は、このプロジェクトに約2年間を費やすこととなり、その結果、誰でも簡単に美味しいコーヒーを楽しめる仕組みが完璧に仕上がった。
ジャパン ブリューワーズ カップでの成果
さらに、BARISTA MAP Coffee Roastersの伊藤恵未バリスタは、この流速コーヒーフィルターを使用して、ジャパン ブリューワーズ カップ(JBrC)2025に挑んだ。見事にファイナリストとして3位に入賞したことで、このフィルターの実力も証明されたと言える。
伊藤バリスタは、全国から選ばれたトップバリスタとの競争の中で、この流速コーヒーフィルターを駆使して素晴らしい結果を残した。コーヒー抽出の技術と表現力を競うこの大会は、日本のコーヒーシーンにおいて非常に重要なイベントの一つで、彼女の成果は多くの人々に感動を与えたことでしょう。
バリスタたちによるオリジナル「流速レシピ」
また、この流速コーヒーフィルターを使用して、全国の有名バリスタがそれぞれのオリジナル「流速レシピ」を開発している。例えば、JBrC2025で優勝したSAZA COFFEEの飯髙亘バリスタや、Unirの山本知子ヘッドバリスタ、さらにはファイナリストの井上暁文バリスタなど、多彩なバリスタたちによる新たなレシピが公開されている。このような流速レシピは、流速コーヒーフィルターを通して、全国のコーヒー愛好者に様々な味わいを楽しむ機会を提供している。
流速コーヒーフィルターの購入
この「流速コーヒーフィルター」は現在、全国の一部コーヒーロースターやコーヒーショップ、そしてメリタ公式オンラインストア(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング)で購入可能である。美味しいコーヒーをより手軽に楽しむためのアイテムとして、多くの人に親しまれることが期待される。
メリタの理念
メリタジャパンの企業理念には「コーヒーを淹れる」が、みんなの「うれしい」につながるという考えがある。この理念のもと、様々な製品やサービスを通じて、コーヒーを楽しむ全ての人々に喜びを提供し続けることを目指している。
美味しいコーヒーを淹れたい、喜んでもらいたいという思いは、今も変わらない。メリタ社は創業から100年以上、この思いを持ち続け、革新を重ねてきた。流速コーヒーフィルターという新製品も、その中の一環なのだ。
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