新たな挑戦:賀茂鶴酒造の木桶生もと2019年、賀茂鶴酒造は新たな酒造りへの挑戦を始めました。
広島県東広島市に位置する同社は、杜氏自らが自作の木桶を用いて醸造することで鮮やかな香りと旨味をもたらす「木桶生もと」の純米酒を誕生させました。今年、その第二弾となる「木桶生もと純米酒 原酒 ver.2.0」がリリースされました。
木桶への情熱
木桶は、酒造りの伝統的な道具の一つです。賀茂鶴酒造は、木桶の保温性や調湿性に注目し、自作の木桶を通じて新たな酒造りに挑戦しています。酒造りにおける木桶の役割は大きく、酵母の育成や風味の向上に寄与しますが、近年、取り扱いに手間がかかることからホーロータンクやステンレスタンクが主流となり、木桶の製造を行う職人の減少が懸念されています。
賀茂鶴酒造は、木桶製作の技術指導を受け、若手醸造社員を中心に自ら木桶や木製甑を製作するプロジェクトを進めてきました。この試みは、酒造りの基盤を強化し、未来に向けた伝統の継承への道を開くものです。
木桶生もと純米酒 ver.2.0の魅力
新作「木桶生もと純米酒 原酒 ver.2.0」は、昭和14年に建設された八号蔵で醸されたもので、前作「ver.1.0」と比べてスペックはそのままに、異なる環境での発酵を試みました。原料には広島県産の山田錦を使用し、純米酒として仕上げられています。
不安もある中での仕込みでしたが、第一弾の経験をもとに順調に進んだようです。
酒質の変化
搾りたてのお酒は、香り高く、米の旨味が強調される仕上がり。初回の若々しさに加えて、少しの辛味が感じられ、適度な熟成を待つ必要があると判断されたそうです。熟成を経て、口当たりの柔らかさや木の香りが加わり、酸味と米の旨味が見事に調和した逸品に磨き上げられました。
この「木桶生もとver.2.0」は、賀茂鶴オンラインストアにて限定販売されています。生産量は限られているため、興味がある方はお早めにご確認ください。彼らの情熱と伝統が詰まった一杯を、ぜひお楽しみいただきたいと思います。
購入情報
- - 内容量: 720ml
- - アルコール分: 20度
- - 価格: 2,420円(税込)
- - 出荷開始日: 2026年2月6日(金)
詳細や購入は、賀茂鶴オンラインストアをご覧ください。なお、有限性のため、一期一会の味わいを求めて是非この機会をお見逃しなく。
賀茂鶴オンラインストア
また、賀茂鶴酒造株式会社の歴史や取り組みについては、公式サイトにも様々な情報が掲載されています。