株式会社プレマシードが新たに始動した「高校連携インターンシップ」は、10代の若者に向けた新しい挑戦の場を提供します。このプログラムの第一弾として、ID学園高等学校と連携し、実際のメディアコンテンツの制作を通じて、学生たちが学びながら自己表現の能力を高めることを目指しています。
この取り組みが始まった背景には、現代の10代が抱える多様な学びのニーズがあります。「5教科の勉強は得意ではないが、何かに挑戦したい」「自分の得意な分野を見つけたい」という声が多く寄せられています。プレマシードは、学生たちの個性を活かせる場を提供することで、彼らの可能性を広げるきっかけとなることを目指しています。
プロジェクトは、メディアを活用した実際のコンテンツ制作を通じて学生がさまざまなスキルを学ぶことができるように設計されています。第一弾として行われる「通信制高校に関するリサーチ」では、参加する高校生が情報収集やメディア制作の技術を学び、自己表現力を身に付けることが期待されています。
2025年2月28日、プロジェクトのキックオフミーティングが開催され、参加したのはプレマシードの代表とPRチーム、さらにID学園高等学校の生徒たちでした。ミーティングでは、通信制高校の社会的イメージに対する調査結果が共有され、生徒たちの率直な意見が交わされました。その中には、通信制高校に対する否定的な意見がある一方で、「他と違うことで自分のアイデンティティを作れる」とポジティブな側面を捉えた意見もありました。
このリサーチによる意見を元に、今後どのように通信制高校の魅力を発信していくかが話し合われました。プロジェクトは2025年4月から開始予定で、学生たちにとって貴重な学びの場となることでしょう。
プレマシードの岩田社長は、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)や探究型学習の重要性を強調し、これらの学びが高校生の自己肯定感に大きな影響を与えると述べています。通信制高校に限らず、全日制高校や定時制高校でも同様の取り組みを展開していく考えを示し、新たな教育の形を模索しています。
ID学園高等学校は、郁文館夢学園が展開する新しい教育の試みであり、子どもたちの幸せを追求しながら、夢をもって学ぶことを重点に置いています。彼らとの協力を通じて、プレマシードは若者が未来に向けて自信を持って踏み出せる橋渡しの役割を果たすことを目指しています。通信制高校の新たな挑戦が、多くの学生に影響を与えることを期待しています。