年末年始の帰省に関する意識調査
生活情報を提供するメディア「ヨムーノ」は、2024年10月に年末年始の帰省に関するアンケート調査を実施しました。この調査には、主に20歳から59歳の子どもを持つ既婚女性128名が参加しました。調査結果では、全体の約70%が帰省の意向を示しています。
調査サマリー
調査から分かった主な内容は次のとおりです:
1. 帰省予定者は全体の約7割、実家へ帰省する人が多い。
2. 義実家への帰省は日帰りが一般的。
3. 約6割が「交通費3,000円未満」での帰省。
4. 義実家の帰省については、「楽しみ」と「気が重い」がほぼ同数。
5. 義実家への帰省で気を遣うことは家事・手伝いが最多。
6. 義実家帰省時の憂鬱な事例に子ども関連が多く寄せられた。
帰省する人の割合
2024年から2025年にかけての年末年始に帰省する予定の有無についての質問では、29.7%が「(実家・義実家)どちらにも帰省しない」と回答。一方、帰省予定があると答えた人は70.3%に達しました。
また、実家に帰る人が55%、義実家に帰る人が45%で、義実家よりも実家への帰省が多い傾向が見られました。
義実家への帰省は日帰りが多い
実家に帰省すると回答した71名のうちの日帰りと宿泊の割合では、約54%が日帰りで、46%が宿泊としていました。義実家に帰省する58名では、78%が日帰りであり、義実家への訪問は日帰りが確実に多い結果が出ました。
交通費はどれくらい?
交通費に関しては、全体の約57.8%が3,000円未満での帰省をしていると回答しました。特に、25.8%は交通費が0円であるとし、これに続く回答では1,000円〜2,999円が18%、1円〜999円が14.1%でした。
義実家帰省の楽しさと気苦労
義実家への帰省が楽しみかどうかを尋ねたところ、楽しみと答えた人は合計で40.8%、一方、気が重いと感じている人も38.2%いるという結果が得られました。この両者はほぼ拮抗しており、義実家への意識が分かれています。
義実家帰省の際の気配り
義実家に戻った際に気を遣うことに関して最も多かったのは家事・手伝いで、35.9%がこれを挙げていました。他にも「何も気にしない」との声もありましたが、義母との会話に気を使う回答が27.3%寄せられるなど、様々な意見が集まりました。
憂鬱なエピソード
過去に義実家に帰省した際、憂鬱だった事柄として特に子どもに関わるエピソードが多かったというデータも興味深いです。例えば、義実家で「3人目はまだか?」と何度も聞かれたり、子どもが騒いで叱られた話が多く見られました。
一方で、義母の料理が楽しみであったり、子どもと遊んでくれることに感謝する声も多くあり、ネガティブな意見だけが存在するわけではないようです。
このように、年末年始の帰省に関する調査結果は、多種多様な意識が浮かび上がります。家族の絆を再確認する機会でもある帰省ですが、その背景には多くの思いやりや気遣いがあります。
まとめ
年末年始における帰省は、実家に帰るのか義実家に帰るのか、またはどちらも含めた多岐にわたる意見が見られ、それぞれの家庭の事情や思いが反映されていると感じます。「ヨムーノ」は引き続き、家庭生活に関する情報を発信していきます。